話が得意な日本人 | 社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

経営者やトップアスリートのスピーチコーチ、森裕喜子が日々のプライベートな出来事などを綴ります。(2021年8月よりプライベート版に改定)

欧米人に比べると、
概して日本人はスピーチプレゼンが得意ではない、というようによく言われていますし、
私もそう思っていました。

だからこそ、この仕事をしているわけですが・・・


でも、本当は、そうではないはず!

本当は、日本人は得意なはず!と、改めて、感じました。


今日、新聞を読んでいたら
落語家の桂歌丸さんがインタビュー記事に出ていました。

落語と歌舞伎の夢の競演を、という内容でした。

落語家は、
歌舞伎の中の役者さんの仕草や、動き、そして、話の間、などを、学ぶと、ありました。


国に寄って、特長ある話芸や舞踊などがありますから、
日本だってその例に漏れません。

つまり、人前で表現し伝え合う文化として、
視覚的には歌舞伎があり、
聴覚的には落語があります。

ともに、大衆の中から生まれた文化で、
本来、一般の日本人は、そのような力を持っているはず。
少なくとも、慣れ親しんでいるはずです。

ひいては、それが、日本人らしさを活かしたスピーチプレゼンにつながるはず!

スティーブ・ジョブズの登場により、
スピーチプレゼンに脚光が大きく当たり
欧米のやり方がどうも主流になっている風がありますが、
自分達がずっと持って来た文化の中に、その種があるのだと思います。

外に種を探すだけではなく、
自分達が既に持っているものから
改めて発見することも、できるでしょう。


個人的には落語も歌舞伎も大好きですが、
もう少し、仕事をする際に、そのことを意識しようと思います。


皆様も、まだでしたら、是非。。。。。。


森 裕喜子