話し手をダメにする聞き方 | 社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

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経営者やトップアスリートのスピーチコーチ、森裕喜子が日々のプライベートな出来事などを綴ります。(2021年8月よりプライベート版に改定)

会社員時代から、ずうっと気になっていた「話の聞き方」があります。

話し手を見ることなく、ずっとパソコン画面を見て何か作業をしながら、
人の話を聞く(?)聞き方です!


つい先日参加した公開討論会でも、
前方のプレス席には、パソコン開きっぱなし画面見っぱなしの記者??の皆様がずらり!

報道のお仕事とはいえ、なんとも殺伐とした聞き手軍団の雰囲気!!!

もちろん手書きノートに必死でメモする方もいらっしゃいました。
その方はとてもよくうなづきながら聞いていた!!!

パソコンもいまやノートみたいなものですが、
やっぱり両手を使ってキーボードをカチカチ言わせながら
画面から目を離せない「書く」作業というのは、いかがなものかな~・・・・。



話し手の顔を見ないで聞くことを「ネガティブリスニング」と呼んでいます。

ちなみに、一応話し手の顔を見ながら聞くのは「ポジティブリスニング」
うなずいたりしながらしっかりと聞くのは「アクティブリスニング」


へえ~そうなんだあ~などハッキリ反応を示しながら
自分ごととして興味をしっかり向けて聞く事を「パワフルリスニング」と呼んでいる。


「パワフル」で聞いてもらえると、話す側は大変話しやすい!!!!

なぜならば、そこに、

「発信」「受信~応答」という
あきらかな「話し手の聞き手のコミュニケーション」が発生するからです!!



「ネガティブリスニング」されると、相当に話しづらいですよ。
話し手の存在を無視しているようなもんですからね。
誰が話しててもこちらにはカンケー無いですっていうような感じですから。


完璧なブラインドタッチで、カチカチするキーボードの音もなく、
かつ、聞きながら表情豊かに反応してくれるのだったらば、
良いと思うんですけれどもね。

かなりのハイスキルですね^^;そうなると。


この課題、これからますます深くなりそうですね。困ったもんだ。

JUDY