聞き手に配慮した自己紹介 | 社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

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経営者やトップアスリートのスピーチコーチ、森裕喜子が日々のプライベートな出来事などを綴ります。(2021年8月よりプライベート版に改定)

ある方の自己紹介を拝見し、好感を持ちました。

第二次安倍内閣の内閣官房参与に就任された
浜田宏一先生(イェール大学名誉教授)です。

2013/01/18(金)に行われた、
日本外国特派員協会 主催の記者会見の映像で見られます。

(ニコニコ動画、アドレスは下記)

http://live.nicovideo.jp/watch/lv122869523



浜田先生が冒頭、英語で自己紹介されました。(以下は一部)


「日本語で話すようにと言われましたが、
まずは英語で自己紹介をいたします。

浜田宏一です。

1月8日生まれ、
小泉純一郎と同じです。
エルビス・プレスリーと、同じです(場内笑い)。

エルビスの大ファンでもあります・・・


今日ここにいらっしゃる半数くらいの皆様には、以前、お目に掛かっております・・・・」


と始まりました。


海外特派員の聞き手の方々に敬意を払っての英語でのご挨拶。
特筆すべきことではないかもしれませんが、
こういったところに、
聞き手は初めて会う話し手に対して好意を感じるものです。


さらに、聞き手と話し手を繋ぐ言葉。

小泉さん~プレスリー
小泉さん~安倍さん
そしてご自分。


自己紹介というと、聞き手との関係性を忘れがちですが
「皆様と私は、実は無関係ではないんですよ」
と上手に交える。

聞き手と自分の間に
橋(ブリッジ)を架ける


聞き手には大変共感を呼ぶところで



ニコニコ

声のトーンや顔の表情も合間った雰囲気の中での会見でした。


追記・・・・

逐次通訳の方がすごい!!

浜田先生は穏やかに話されますが、通訳に渡すまでの時間が長い!!!
逐次とは言えない??長さ!!
この通訳の方は、リテンション能力(記憶しておく能力)が非常にす、すごいです。。。。。

当然のことなのですが、
訳されるときの話すスピードも速く、
穏やかな先生との違いが出て、そのメリハリが興味深い!?ですネ得意げ

あまりに長いので
「通訳はまとめる力はないんですよ、すみません」とぽろっとおっしゃいましたが、
その能力の高さは、会場でも絶賛されていました。

個人的には、時折見せてくださる笑顔や
浜田先生をちらっとご覧になるときに揺れるピアスの輝きが
とても好きですねえ。。。

通訳というと機械的に訳される方もいらっしゃいますが、
この方、とってもステキ♩ドキドキ

もとい。

普段なかなか見ることがないプレスコンフェレンスです。
是非ご覧になってみてください。


JUDY