本日仕事帰り、車内ニュースで観た映像が、珍しくインパクトあるものだった
そのニュースとは、
「パナソニック、「4K」の有機EL56型テレビを発表(米ラスベガス)」
まずは下記にて映像をご覧ください。
http://www.nikkei.com/video/?bclid=67379774001&bctid=374338306002&scrl=1
何が私の目を引いたか?というと・・・
ニュースに出て来た「商品」ではなく、(・・・すみません)
プレゼンターの「イメージの使い分け」です。
徹底して「プレゼンターのイメージ」
を使い分けようとするところ!
短い映像だが、なんとも資料性も高い。
前半は海外(ラスベガス)でのプレゼンシーン。
全身を包む、鎧のように身体を美しく見せるスーツでプレゼンされる姿が。
パリッパリのグローバル向け、なイメージ。
うって変わって後半は!
国内向けインタビューシーンなのですが、前半とは全く別!??
Vゾーン上部しか写っていませんが
「日本」、つまり、通常のイメージそのまま。
ここまで、使い分けるのか!?
そうです!
なぜならば、聞き手(国)が違う、目的が違うから。
逆に言えば、
視覚的にイメージを変えるだけでも
欲しいインパクトを出すことは、ある程度可能なのです。
ビジネスのゴール達成に向け
トップのイメージ~ブランドイメージ構築を刷新しようとする、ひとつの典型的戦略事例でしょう。
新たなテレビ戦争に参入するというだけあって、気合いが感じられます!!
この戦略が成功したかどうかは、
プレゼンターがうまくプレゼンできたか?では測れません。
聞き手がどう受け取り、反応し、行動を取るか?です。
つまり「市場」のみぞ、知る。。。
プレゼンには「3大重要要素」があります。
そのひとつが「場作り」。
今回の「プレゼンターのイメージ戦略」も、「場作り」のひとつです。
「場作り」とは?
ざっくり言うと
「話の内容や声、話し方」ではなく
「服装、雰囲気、会場、照明・・・等々」つまりは話すときの「環境及び環境を作ること」。
ついつい、プレゼン内容や話し方や声~つまりコンテンツ中心にフォーカスしてしまいがちですが、
これらが全てではないのです!
3つあるうちの1つ、というわけ
じゃ、残りの1つは??
それはまたいずれ。。。
さて今日のニュース。
調度、お客様のトレーニングで「場作り」をやった直後だったので、
おお~~!
大変タイムリーなニュースでした
この事例にも見られるように、
目的に合わせて
あらゆる角度からプレゼン要素を徹底し、
細部にまでこだわることが、プレゼン成功の肝。
神は、細部に宿る。。。
プレゼンがごく一般的になってきた今だからこそ、
とことん準備をしてこそ、聞き手に伝わる!
やることはまだまだ沢山ありますね~。
伝わるプレゼンを目指して、チャレンジし続けましょう。
JUDY