声=呼吸=心 | 社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

経営者やトップアスリートのスピーチコーチ、森裕喜子が日々のプライベートな出来事などを綴ります。(2021年8月よりプライベート版に改定)


声は、呼吸である。


呼吸には、心の有り様が現れる。


つまり、声は、心の在り方がそのまま伝わる媒体なのである。




声が落ち着いて出ていれば、
自分にも聞き手にも、心地よく話すことが出来る。
言葉と文章に余計なものが無ければ、すっと心に伝わる話が出来る。


声が乱れていれば、即ちそれは心の有り様を示す。
声の乱れは鍛錬によって磨くことが出来、即ち、心の在り方までも変えて行く。


一方、

小手先に、上手い話をしようとすれば
出来ない事はないが、
それでは心の有り様を伝えないので
聞き手には伝わらない。

自分でも心の底から納得できない。

だから上滑りのコミュニケーションになる。





声に限らず、身体の外に現れるものは、すべてあなたの心につながっている。
むしろ、心とつながっていることしか、表出し得ない。



小手先のテクニックを本で読んだりして手軽に実行する前に、

まずは、

本当に自分が何者なのか、
何を伝えたいのか、
何をしようとしているのか、
何ができるのか、
どうありたいのか、


そこを突き詰めることのほうが、はるかに意義深く、
あなたが求めていることに、真に近づけるはずだ。




JUDY