うならせる乾杯スピーチ | 社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

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経営者やトップアスリートのスピーチコーチ、森裕喜子が日々のプライベートな出来事などを綴ります。(2021年8月よりプライベート版に改定)

以前に書いたブログ記事ですが、

これから卒業式などのイベントでスピーチされる
皆様に
丁度よくお役に立てるかも!

と思って再掲載いたします。

ぜひご一読ください。


*********


「うならせる乾杯のスピーチ」にはどうしたらいいか?
今日はそんなテーマで書いてみます。


主賓として招かれ、
お祝いの席で乾杯の音頭を取るような機会、
おありかと思います。


スピーチのご指名を受ける場合は
「この人ならいいスピーチをしてくれるだろう 場を盛り上げてくれるだろう」
という期待のもと、
ご依頼主はあなたに依頼されるわけですね。


ぜひ期待に応えたいですよねラブラブ!

そして、いい意味で、予想を越えた

「さすが!」

と言われるような
ものにしたいですよね~



だって
ありきたりだったら
他の人にもできるわけですから。


あなたにしか出来ない
「うならせる乾杯スピーチ」にしなきゃ意味がない!



・・・

『といってもJUDYさん、なんとなくハードル高そうじゃない?』

のような声も聞こえますが・・・

大丈夫ですヨ!!!チョキ


・・・

パーティでの挨拶は、基本的にお祝いの席ですので、
そこに相応しく、さらにパーティを盛り上げ気持ちを持っていることが大事ですね。
その場に参加している方がいかに楽しく過ごせるか?
を考えるのが第一。


①究極の目的を明確にする


◆お祝いすることが第一目的である
◆期待に応え、場を盛り上げる
◆予想外の「さすが!」を起こし、パーティーを華やかに開始する


これです。

スピーチのうまさをアピールすることが本当の目的
ではありません。


②短く終える

乾杯ですからね~。
1分で!!

トレーニングでは
要点を押さえた1分スピーチをよくやりますが、
こういうときに使ってください。

1分て、
本当に必要な言葉だけを使って、
キチンと話すのに調度よい時間なのです。

3分だと、ぐだぐだになります。

お客様の立場に立てば
楽しく幕を開けて、
ゆっくりご歓談を楽しみたいですよね。



③一番の盛り上がりポイントは、最後の一言「乾杯!」

スピーチには、「アーク」つまり一番盛り上がる部分が必要ですが、
乾杯スピーチのときには、
最後の乾杯をアークにしましょう。

「乾杯!」とはっきりと、大きな声で、おめでたく言うところが
一番求められていて、大切で、かつ盛り上がるべきところなのです。


これが普通のスピーチとは違うところ。

全てが、この「乾杯!」の一言に向けて山を登るが如く、
一直線に駆け上がるイメージです。




☆一番大事なのは、
「乾杯!」と発するときの、
あなたの
声と姿勢と目線と動き!!!


・はっきりと、明快に、聴き手に十分届く声

・乾杯のグラスを持ったときの、堂々と頼もしい姿勢

・広く全体を見渡す、場のリーダーとしての目線




そして
最高の笑顔を
忘れずに。





上記のことをふまえて、
まず、自分が乾杯のスピーチをしている姿を
リアルに想像しましょう。


いつどこのパーティで、パーティの本来の目的は、
客層は、何名か、男女比は
あなたの服装は、会場の広さは、などなど・・・も
想像してください。

そして、
パーティの参加者の前で堂々と乾杯をしている自分を想像して本番に臨みましょう。


JUDY