ふらふらっと京都散歩
 
一歩歩けば世界遺産に当たるほどに、名所旧跡にあふれる古都。
 
 
お!
 
ここは??
 
イノシシ?!
 

御所の西側にあるこの神社は護王神社とのこと。

和気清麻呂さんにゆかりがあるそう。
 
時の天皇と僧・弓削道鏡さん。
 
清麻呂さんが都落ちするときに、福岡から大分の宇佐八幡まで、イノシシの群が運んでくださったそうだ。
 
想像するとなんだかシュールであるが・・・・
 

 

 

 

 

 

 

 

 

知らないエピソードだったのでなんだか新鮮だ!

 

 

さらに近くを散策していると能楽堂が!

 

 

 

金剛流は、今残っている能楽の流はの中で、唯一京都に宗家がいるとのこと。

 

能の世界・・・

 

 

 

 

 
江戸時代になった頃、やはり文化経済は政治の中心にうつるものだから、多くの伝統芸能者が江戸に移住したことだろう。
 
権力者がいるところに資本が集まり、自然と才能ある人も集まるものだ。
 
そうしてたどり着いた北大路堀川の名店、おばんざい和さびさん。
 
そう、この日は妙覚寺剣道場の道場ぬし、清水先生の計らいでいっぱいやりましょうという会だったのだ。
 
 

 

 

 
私が好きなお店であるが、なんと清水先生も昔から度々いらしていたとのこと。
 
19歳の剣道オタク・コンドウくんも参戦。
 
 

 

 

 
大将が最高のお魚を出してくださった。
 
なんと新鮮!!
 
綺麗な断面だ・・・
 
飾り付けの人参の形がスゴイ

 

 

 

 

こちらはなめこ

 

大将曰く、なめこのお料理には本物とそうでもないものの違いがあるそう。

 

 
 
この一ヶ月、日本料理について調べて自分で再現しようとしてきた。
 
寿司が特に最高!!
 
剣道もゴルフも料理も大好き😍
 
 
しかし、食についてなのだけれど、これは知っておいてもらいたいことがある。
 

まぁ武道やスポーツは個人の好みだから、絶対とまでは言わないが、食事については毎日口にするものだから。

 

https://www.maff.go.jp/j/tokei/zudemiru/index.html

 

 
統計データによると、魚介類を食べる量は、2010年を境に、お肉類を食べる量より少なくなったのだそうだ。
 
世代で分けると、2020年時点では、60代以上はまだ魚介類を食べているらしい。
 
輸入と輸出の割合をみると、日本公海で取れたものの量は1930年時点と同じ量になっている。
 
近海での漁獲量は減少し続け、深海魚や輸入物が占める割合がどんどん増えている。
 
1930の日本の人口は6445万人。 2018年で1億2650万人だから、人口は倍になってる。
 
 
そして、魚ではマグロとサーモンが一番売れている。
 
魚としての形を留めていない、お肉の切り身と全く同じものが売れているわけだ。
 
なんの処理もせずにすぐに焼くか切るかで食べられるからだろう。
 
 
 
また、食事に求めるものは味や質よりも『カンタン・手軽・速い』の方が重要だというアンケート結果が出ている。
 
この統計には収入別の項目がないから、察するに、年収3000万円以上の人々は、味と質を大切にしているのではないだろうか。
 
他にもおもしろい統計としては、20ー40代の女性の実に7割強が『魚を自分で捌ける男性に魅力を感じる』と回答している。
 
 
ホンマかいな😓
 
婚活中の男子諸君!!!モテたければ服を買うな!研ぎ石と包丁を買え!!そして料理教室へゴー!
 
 
ということになるのだろう。
 
ウチの母も食事はほぼフリーズドライか冷凍食品だし、ひらひらさんも料理するの嫌いだし、ウチのけんちゃんも『寿司作ってよ。作ったら口の中に放り込んで欲しいよ』と言っている。
 
ペンギンか?!
 
そのけんちゃんから
『ようにい、外国にいけないから時間持て余してるの??そんなに料理にハマるなんて・・・』
と言われたが。
 
イヤイヤ、私は今までもイタリアの自宅で手のこんだ料理作ってるのよ。
 
レシピ研究して、ナポリの自宅で再現しようとしてきたのよ。
 
ただ和食は追求したことなくて、今やってるだけ。
 
日本にいる時間が今年はすごく長くなっているので。
 
 
 
コンビニやスーパーのお惣菜売り場は拡充とクオリティアップが止まらない。
 
健康志向の世の中なのに、魚介類を買う人はどんどんいなくなっている。
 
買ってもサーモンかマグロ。
 
以前ドンキのハンバーグを食べて宇宙に行こうという記事を書いたが。
 

https://ameblo.jp/voice-artist/entry-12621866481.html

 

 

 

こういうこと。

 

日本人の味覚は、宇宙移民時代に適合しているのだろう。

 

頭では魚を食べた方がいいと考えながら、メンドクサイからカップ麺。

 

 

 

自分で美味しい和食を作って食べていると、本当に一流のお店以外で食事しようとは思わなくなる。

 

まぁもともとそうだけれど😅

 

なぜなら、本物の和食を作ろうと思うと、完璧な食材を完璧なタイミングと完璧な輸送手段で運び、素晴らしい器と、最高の調理器具が必要不可欠であるし、熟練の技もいる。

 

特に魚はやばい・・・

 

難しすぎる。

 

気心しれた漁師と一緒に海に出て、季節の魚を把握して、締め方までみるしかない。

 

曰く、板前の需要はどんどん減っているそう。

 

マニュアル化が進み、バイトのニイちゃん姉ちゃんですら、機械で作れるからだろう。

 

そしてみんな宇宙食の化学味に慣れてるから、そういう機械食品で満足できるからだろう。

 

もちろん、マニュアルも寿司マシーンも、職人さんの手作業を分析して完成させるまでに、物凄いエネルギーが注がれている。

 

そのおかげで世界中に日本風中華料理レストランが死ぬほどたくさんできて、ヘンナ日本食ブームが起こっているのだし。。。

 

大工の世界もそのよう。

 

アニメの世界ですら劣化が止まらないそう。。。

 

 

自分の食べた範囲で、日本の最高の寿司や和食を上回るお店は世界のどこにもなかった。

 

シンガポールでもドバイでもロンドンでもニューヨークでもパリでも。

 

もちろん日本人経営、日本人板前がいらっしゃるお店の話です。

 

それは当たり前で、食材が全部空輸だから。

 

そもそも最高の日本食を知らない相手がお客さんであるから、ローカライズもしないといけないし、どの店も高級店で、日本で食べるのに比べて値段が高すぎる。

 

シンガポールのあるお店では、田酒一本飲んで3万円くらいしたし😅

 

 

 

京都や、東京の郊外にちらほらある素晴らしい日本料理屋が、実は最も貴重なのではないかと思うのです

 

和さびの大将のようなかた。

 

本物だから。

 

最高の技術と最高の食材を、気さくに提供してくださるお店。

 

大阪もまたしかり。

 

もちろん、全世界に存在する全てのレストランを訪れたわけではないので、100パーセントではないけれども。

 

 

それは、私が、世界一流レベルの声の芸術家になりたいと志し、京都で声明の勉強をさせてもらって、それからイタリアの音楽教師からレッスンを受けて、イタリア各地のステージで歌ってきたことと同じだと思うのです

 

私も最初は、カラオケで気持ちよく歌ってれば、いい声になれるかも?と思ったけれど、数日で絶対無理だと悟った。

 

世界最高峰の先生が必要だと。

 

それに世界最高峰の歌手の声を直接聞かなきゃいかんと。

 

こういうのを本物志向と呼ぶ人がいるでしょうが、自分の人生を何にかけるか?という問題である。

 

 

一度の人生。

 

何に使うか。

 

それがその人であるし、その人の魂である。

 

スタートに遅すぎることはなく、早すぎることもない。

 

あなたは何をしたいか?

 

どう生きたいか?

 

なんの道に進むか?

 

その道は誰かが歩いた道か?それとも自分で切り開く道か?

 

迷ったら選べ。

 

自分で切り開く道を。

 

型にはまるな。

 

小さくなるな。

 

他人をみるな。

 

ニーズをみるな。

 

権力がある人をみるな。

 

唯一みるべきは、自分である。

 

何者なのか。

 

その本質のみにフォーカスせよ。

 

自分の定義を他人に委ねるな。

 

自分を定義できるのは自分だけだ。

 

黙々と追求せよ。

 

儲かろうと儲かるまいと。

 

安定を手放せ。

 

変化の中で、確固たる自己を確立するのだ。

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相川グローバルリーダー育成塾オンライン

https://ameblo.jp/voice-artist/entry-12625168854.html