悩みを生む原因と、思うこと | *さあ、いのちの歌を聴こう*

*さあ、いのちの歌を聴こう*

39歳で再婚後、40歳で初めての出産。590gの超低体重出生児のママになりました。娘は3歳になりますが、全く発語がありません。そんな娘の成長や、私の思いや経験を残しておこうと思います。

また月が変わって、
あっという間に8月に突入、そしてお盆!驚き



娘は今月で2歳(修正では11月ですが)になるのに、
出来ないことがありすぎて、
手がかかって仕方がない毎日…ネガティブ


体は大きくなるけど、
自分で離乳食を食べられないから、
毎食私が全て食べさせているし、
歩くのもまだだから、外出は抱っこ紐移動。
車がないので…💦

知育おもちゃなんかも色々あるけど、
娘は特に興味がなかったり、それを使って遊べるレベルに達してないから、
日中、娘と一緒に遊ぶのにも、なかなか限界があって魂が抜ける



前回も書きましたが、
超低出生体重児ならではの発達の遅れにしては遅すぎるし、
何か問題があるんだろうな…とは薄々感じてはいるのですが、

さすがに高齢出産の私には、
この普通ではない育児がこたえて無気力
もうそろそろ、出来ることが増えてほしい…




「今は、栄養のあるミルクや簡単に出来る離乳食もすごくたくさんあって、
知育おもちゃもこんなに充実してるのに、
なんで、子どもを育てにくいって悩む人が多いのかなぁ…」

少し前に、
体力的、精神的に毎日撃沈している私が、
旦那さんとの何気ない会話の中でぼやいたら、

旦那さんがさらっと、
「そりゃ、基準が出来たからでしょ。」




お父さん「うちらの時代なんて、
比べるもんがなかったんだから。

同じくらいの子どもの情報も分からないし、
子育てサークルみたいな集まりもない。

病院だって、余程のことがないと行かないから、
発達も、だいたいまぁこんなもん、くらいでいたんだろうし。」




確かに…


私の子ども時代は、
今みたいに、ネットで情報検索したり出来ないし、
育児書も数少ない。

小児科だって、よほどじゃない限りは行かなかったし、
うちのまわりには、小児科自体がなかった
発達支援施設なんて、なかったと思う。
そうとう昔だし、うちは結構な田舎だったし



もっと昔を遡れば、
子どもは自然の遊びの中で学んでいて、
通っても寺子屋や道場なんかで。
様々な年齢の子達がいる中で、
年長者が年下の子をお世話をしたりして。

「◯◯が出来ないから、発達が遅れている」
なんてやりとりはなかった(と思う)。
いつの世も、出来が良い悪いとかって言い方はあったと思う。
長男や跡継ぎの子どものプレッシャーは、大変なものだっただろう…




今でこそ、
「小学生の時のあの子は、自閉症だったのかな…」
とか思ったりするけど、
当時は、 
自閉症アスペルガーADHD多動症、パニック症候群等々…
そんなネーミングなんてなかった。
いつからこんなに専門用語が出てきたんだろう…


今は、色々な医学の発達や研究の成果が出て、
知ることが出来る。
学ぶことが出来る。
少しでも知識と理解があれば、まわりも対応しやすい。


でも、
それと同時に、
たくさんのネーミングが出てきて、
たくさんの枠組みが出来てしまった。



これが出来なかったら、この障害
こんなことをやっていたら、あの障害



医療や医学の発達はありがたいけど、
色々な専門用語が生まれて、基準が出来て、
分類されたり、枠からはみだしたり。

生きづらくもなった。




「基準」てなんだろうなぁ…と思う。

必ずしも、皆と同じが正しいわけではないのに。
「安心」はするだろうけど。



基準があるから、
安心もするけど、苦しみもする。
不安になって、ずーっと悩む。

これだけ色々な情報がある中で子育てして、
比較する子どもをたくさん知ってしまうと、
何かしら「枠」にはまっていないと、
安心出来なくなってしまうんだろうなぁ…



子どもの頃からマジメ人間で育った私には、
人の目を気にして動けない私には、
特に、「基準」も「枠」も、
安心するのに必要なものだったから。

情報やまわりに左右されない強さが、
あえて、基準とか枠にはまらない選択をする勇気や、
「いいんだよ」って受け入れる心の深さみたいなものが、必要になるんだろうなぁ…

今の私には。


ポツンと気になるものを発見👀

こんなところに花が!と、ついパシャリ…



性格なのか、何かの障害なのか、
娘は自己主張も激しいし、とっても自由。
枠にはまらないタイプだし、
多分、それは成長しても変わらないだろうなぁ…
大変だけど

娘のいいところとして、
変わってほしくない部分でもある。

枠にはめると、
きっと、娘の良さは潰れてしまう。



私の悩みが、
娘にはいいところ。



…うん、いいよいいよ。


まわりを傷つけたり、迷惑をかけない程度であれば、
自由にのびのび生きておくれ。
枠なんて、取っ払ってしまおう。

そうか。

あなたはきっと、
ガチガチにはまって身動きとれなくなってしまったママの枠を、
ぶち壊してくれるんだね。

あなたによって、ママも変わっていくんだろうね。



お互い、これからが楽しみだね。
ありがとううさぎのぬいぐるみ花