何処かにある弱さの葛藤 | ウオッカのブログ

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何時以来だろうか。
最後にひいたのはインフルエンザだったか、ただの風邪だったかも記憶に無いくらい久々に風邪をひいた。
今回の風邪は、兎に角咳が止まらない。
筋肉痛で、胸から腹にかけてギシギシと痛いのに、咳だけは情け容赦無く続いて出る。
熱は幸いにも微熱だったのだが、暮れから年明けまで家から一歩も出ずに過ごし、仕事が始まってから何とか早退して病院で薬を処方してもらった。
いつもと違う体調が、辛いとか疲れると思う度に、悪くなっているのではないかと悪い方に考えてしまうのは、少々歳が嵩んで体力的にも衰えたからだろうか。
馬鹿は風邪をひかないと言うけれど、これは、風邪をひいたことに気が付かないという例えなのではないか。
それくらい抵抗力を持つ、元気な人間ならば、自分は馬鹿になりたい。
しかし、世の中では、他人と違うとか、自分より劣っているとか、勝手な線引きをして馬鹿と区分している間違いを冒しているのが殆どであって、本当の馬鹿というものを知っている人間は存在しないのではないかと思う。
何故なら、人間は知恵がつき、いろいろと考えてしまうからだ。
それでも人間は心を開いては喜び、悲しみ、いろいろなことを記憶するなかで、馬鹿と言われる程の素直で正直な一面を、時々覗かせるのだ。
そんなことはできないとか、やってないという人間は、ちょっと勿体ない生き方なのかもしれない。
風邪ひとつでも万病の元となるのだから、何も無い、平穏無事な笑っているだけの馬鹿になれたら本望である。