モヤモヤすっきりハッピーセラピスト*どんとこい三宅です。
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最近、いろんなママさんとお話をする中で、「できる!」の魔法についての話題が出ることが増えました。
「できる!」の魔法こちら
「できる!」の魔法その後こちら
お話をする中で、これは補足が必要だと思ったので、ブログに書くことにしました
何でもかんでも「できる!」の魔法を使うのは、あまりよろしくないかもしれないです
「できる!」の魔法は無敵ではありません
ポイントは、
本人がそのことを「やりたい」と思っているかどうか。
本人に聞くも良し、様子を見て確認するも良し。
でも聞くのが一番良いです。
少し話逸れます…
私もそうなのですが、親って意外と子供の行動について本人に「聞く」のを省略すること、多いですね〜
例えばうちの長男くん、ペットボトルの飲み物を飲む時は、フィルムを必ず剥がします
外出先だとゴミが増えるし、最初は無意味な行動にしか見えなくて、「めんどくさいなぁ」なんて思うこともありました
ある時、「どうしていつもフィルムを剥がすの」って聞いてみたんです。
そしたら、「中身があとどれくらいあるか確認したいから」と、すぐに答えが返ってきました
子供って自ら言わないだけで、ちゃんと理由や答えを持っているんだなとその時思いました。
だから、分からなかったら聞いたらいいと思います
好きな人のことを「もっと知りたい」と思うのと同じで、大好きな我が子のことはどんどん聞いたらいい
話を戻して、「やりたい」と思っているかどうか。
やりたいと思っているのに「できない」と思い込んでいる時には、「できる!」の魔法は使えると思います。
やりたくないのに「できる!」の魔法を使うと、それは押し付けになってしまうかもしれません。
例えば、掃除が苦手な私。やりたくないのに「できる!できる!」って言い聞かせてやる。
これ毎日やると思ったら…しんどい
想像しただけで嫌だ〜
自分で自分を追い込んで、前よりずっと、掃除が嫌になるきっと
もちろん、やらなきゃいけない事はある。
だけどそれを無理やり「できる!」にしなくても良いと思うんです。
無理やり「できる!」にする毎日よりも、「嫌だなぁ」とかブチブチ言いながら(笑)、たまには「もうしんどいからやって〜」と人を頼りながらやった方がまだ楽じゃないですか
そして、我が子がやりたいと思っているかどうかを知るって、すごく子供と向き合えます
どうぞそのプロセスも忘れずに、「できる!」の魔法を上手に使ってみてくださいね
こんなこともありました
画像は、先日参加した古民家リフォームワークショップでの一コマ。
竹を切って流しそうめんをしたのですが、最初、現地に到着する前は「できるかなぁ…できんな」と言っていた長男。
話を聞くと、「竹を切るのはやってみたい。ノコギリ使ってみたい。だけど自分にはうまくできないと思う。」というものでした。
「できる!」の魔法を使うところかなと思ったけれど、この時は一緒に参加していた子供達や教えてくれた人達が長男の心をほぐしてくれて、魔法を使わずして「やるーっ」と飛び込んでいきました
子供と向き合って、話をして、結果、魔法を使わずにできることもたーくさんあります
子供の可能性を広げるのは、魔法だけじゃない