『FP相談でフィーを稼ぐコツは何ですか』と最近よく聞かれますが、
3年間ほどの独立FPとしての悪戦奮闘と今回の米国のFPオフィスの視察により
見えてきた事が2つ!
1.コミッションの確保
2.シナリオプランの作成
まずコミッションの確保
一般にFPが顧客からもらう収入を”フィー”と呼び、
商品を販売する事によって金融機関等からもらう収入を
”コミッション”と呼んでいます。
紹介料と言った名目でもらう収入もコミッションに当たるでしょう。
現在の日本ではコミッションが自然に懐に入ってくる仕組みを作る事が、必要不可欠。
アメリカの場合にはフィーオンリーで2,000~3,000万円の収入のFPが当たり前だそうです。
しかし日本の場合にはコミッション無しではこの2,000~3,000万円と
言う数字は殆ど不可能に近い・・・。
それは何故か、先ず今回訪問した米国FPの収入の体系を見てみると
FPの収入体系
①相談業務による収入
・顧問料、プランニング料等のFPフィー
②商品販売・紹介による収入
・証券、保険、不動産、ローン等の販売によるコミッション
③リスク商品の運用と・管理による収入(RIA等の資格)
・アセット・マネジメント・フィー
今回訪問したFPのHillel Katzef氏の収入は、コミッションが10~15%で、
フィーは85~90%、顧問客は100人程度、収入は4,000万円。
またCPAとCFPの両資格を持つGlenda K.Moehlenpah女史は
FPオフィス開業3年で収入は1,500万円、顧客数は確認できないが、
コミッション収入は無く、フィーオンリーの団体に加入し、収入は全てフィーとの事。
アメリカでもフィーオンリーのFPは非常に少ないものの
それでも十分な収入を上げているのが実情のようです。羨ましい限りです。
日本でフィーオンリーと聞くと
①の相談業務に係る収入を意識してしまいますが、
それはアメリカでの1980年代の収入体系の話。
1990年代からはFPは、RIA(Registered Investment Advisor)等の資格で、
③のリスク商品の運用と管理を積極的に取り入れるようになる。時代の要請でしょうか。
すなわち①と③を中心にして収入を上げているわけです。
ちなみに③の収入は預かり資産の0.7%~1.0%を年間フィーとして受け取る。
額にして①の三倍程度でしょう。
①が10万円ならば、③が30万円合わせて40万円、
100人の顧問客がいれば年収4,000万円と言う事になります。
残念ながら今の日本で、アメリカと同じ事をしようとすると投資顧問業の登録をして、
業務に携わる必要があり巨額の供託金が必要となります。
すなわち現在の日本ではある程度の収入を得ようとすると
②の商品販売・紹介による収入、すなわちコミッションに頼らざるを得ない事になるのです。
つづく・・・

