チェンナイのアパートで新しい生活が始まり早や半月以上が経過した。
本社の連中や友人が心配してくれて、LINEで生活ぶりを聞いてくれる。
でも心配してくれるな、今のところ、不自由をしていることと言えば、
・風呂のシャワーが壊れて湯が出ない(まだ3回)
・トイレの水漏れ(まだ2回)
・鳩の糞で洗濯ものが汚れる(まだ2回)
・隣のメイドさんが雇ってくれと営業にくる(昨日で3回目)
・部屋に蚊が入ってきて刺される(これは毎晩)
・ドアのチャイムを間違えて、やたら押される(しょっちゅう)
※ドアを開けると、 「クマールさんですか?」 「違うわ!顔見たらわかるやろ!!」
ぐらいで、大したことはない。
風呂やトイレはその都度修理に来てくれるし、やたらと部品を取り換えてくれて、
少し高くは付いているが、徐々にインフラは整備されつつある。
最も懸念していた食糧問題は、困ってはいけないと警戒して近所のスーパーで大量仕入れしたし、
生物や新鮮でないといけない物は、バンコクの「フジスーパー」で仕込んできた。
このように食料は沢山持ってきたので大丈夫だし、野菜類は市場が直ぐそばにあるので重宝している。
本当に困ったことがあるとしたら、それは、、、「酒!」、、だ。
「Tasmac」に行けば買えることは知っている。
でもうちのパートナーは神聖なムスリムで、酒のさの字も聞くだけで毛嫌いするので、
ドライバーに内緒で耳打ちしなければならない。
ドライバーもムスリムなので、「Tasmac」の場所を把握していないし、
この間も連れてけってことで強引に行かせたが、
昔ここにあったんですが、ないですね~~~っと、とぼけたことをぬかす。
さて、ご心配なく、そんなことは全てとっくに最初から織り込み済み。
日本から良い物を持ってきました。 酒作りの材料。
米麹・ドライイースト・ヨーグルト菌
これにお米と水があれば日本酒が作れる。しかしそれは未処理のにごり酒、所謂ドブロク。
酒は自分で製造してはならないと法律があるのは日本だけ。
だからインドで製造しても何ら問題ないわけです。
では、分量を
米は3合を少し硬めに炊く。
水はミネラルウォーターが良い。冷蔵庫で少し冷やしておく。
炊きあがったご飯に水を1ℓ注ぐ。温度が40℃を下回らないように。。。
麹とイースト菌とヨーグルト菌を入れよく混ぜる。
米麹200g
ドライイースト大さじ1杯
ヨーグルト菌小さじ1杯
ラップを被せて気温20度~30度で発酵させる。3~4日で完成。
実は最初のひと樽目は、米の分量を少なくし過ぎて水臭くで飲めたものではなかった。
成功したのは二樽目。これは濃厚な辛口の良い酒が出来た。
そして現在3樽目を仕込中。 明日の晩あたりが呑みごろを迎える。
今回は少し砂糖を加えたので、アルコール度数が増して、更に旨口の酒になることだろう。