暗がりゴルフ | ビジェイシンゴのゴルフの夜明け前

ビジェイシンゴのゴルフの夜明け前

インドに渡ったゴルファー"ビジェイシンゴ"このさき彼になにが待ちうけているのか

昨日関空から中継地点のバンコクへ無事到着。

翌日は朝早く起きてYさんと久々のゴルフを楽しむ。

グリーンバレーCCは、僕が1年と3カ月の間在籍したコース。
キャディーもナンさんという40絡みのオバサンだけでど、僕のタッチとラインを合わせてくれる凄腕キャディーが右腕だった。

思えば自己ベスト26パットを達成したのもナンさんのお陰。
難しいパットを幾つも決めた思い出が蘇る。


さて、インド着任の前に、バンコクで2ラウンドだけさせて貰おうと計画していたが、
Yさんは午後から重要なアポがあるとのことで、なんとティーオフをトップスタートにしたとのLINE。

「普通夜明けがトップスタート、でも明日は6時半に出ないと午後のアポに間に合わんから」、、とか。

天気予報で調べると、明日の日の出時間は午前6時43分。。。まさかの暗がりスタート?

6時15分にコースに着くと、Yさんはロビーで僕の到着を待ちわびていた。

「来るんか、来んのか、心配したでぇ~、ホンマ」 
歳とったのか?幾分せっかちになってるYさん。

恐らく6時前には来ていたようで、まだフロントには誰も居なかったもよう。

ゴルフシューズに履き替え、握り飯を頬張りつつ、スタートホールへ向かう。
でも、勿論まだ真っ暗。6時25分位か。

なのにティーアップして素振りを始めるYさん。
で、いきなり打った。

仕方なくYさんに習って僕も打った。
芯を僅かにヒールよりに外したのは分ったけど、ボールの行方なんか分る訳がない。

それから暗がりでボールを探す。

運よく2人のボールはFW右サイドに仲良く並んでた。

「暗い方がボールに集中してるから案外曲がらんもんや」と、Yさんは上機嫌。

でもその直後の2打目を右のラフに打ち込んだらしく、キャディーと二人で探し歩いているYさん。
見つからない、、、

「やっぱり暗がりはあかんなぁ」、、、 やと。


2ホール目のパットを打ち終えた頃、やっと日が昇って明るくなった。

晴天の清々しい朝。本当に気持ちが良い。
寒い日本にいる人達に、なんだか申し訳ない気がしてきます。(とくに母には、)

スコアは良くもなく悪くもないけど、とっても気持ちのいいゴルフでした。

Yさんは、もう4年もタイでゴルフ三昧の生活なのに一向に上向かない。
軽く年間100ラウンドはやってるだろうに、相変わらず90切るのにキュウキュウしている。

そろそろ飛距離に拘るゴルフは捨てなさいよ。

とは言え、タイで急にゴルフしようと言い出して、付き合ってくれるのはYさんだけです。

いつもありがとう。