今日は娘二人と久々のデート。
決まってデートの食事は鶴橋の焼肉ランチ。
待ち合わせ場所も近鉄鶴橋駅の改札の前。
もう何年も前から変わらないルーティーン。
思えば昔、まだ彼女らが幼い頃、妻に内緒で鶴橋の焼肉店で生肝を食べさせ、
その後、高熱を出して大変なことになった。
医者に、、、 「もしかして、お子さんに生肉でも与えましたか?」
と聞かれて真っ青になったのが、昨日のことのように思い出される。
それがトラウマになるどころか、逆に病み付きになり、
鶴橋の焼肉は彼女らの食べたいものランキングのトップに君臨し続けている。
中々若い女性だけで行きにくい場所でもあることから、食べたくなったら父を誘うのが習慣になっている。
正月明けの最初の週末、結構昼間から賑わってる。
色々物色してみたが、やっぱり入り慣れてる店が良いと、今回はアジヨシ別館さんに。
出展:https://blogs.yahoo.co.jp/minechu1/39675334.html
長女は今年で26歳。就職して4年目を迎える。
次女は今年大学を卒業して就職、だからもう23歳になる。
ということで、二人は昼間っから生ビールをガブガブ飲る。
お父さんは駅から車なので飲めないにも関わらず遠慮なし。
次女は明るく朗らかでしかも冗舌、なんでも猛烈に話しまくる。
第一志望だった会社には見捨てられたという腹いせに、その企業の評判の悪さを挙げ諂う
でも、やってみたい職業の第二位に上げていたホテルに就職できた。
実は彼女らの母が昔、とあるホテルに勤務していたのを見聞きしていて、少し憧れを持っていたみたい。
親と同じ職業に就くことは素晴らしいことだと思う。きっと妻も喜んでいるに違いない。
きっと、という言い回しには訳がある。
実はずっと前に離婚していて、一緒には生活していない。
当然娘等も妻と同居なので、僕と会えるのは年に数回しかない。
僕も会えるのは二人に学費を渡す時ぐらいしかないので、今まで学費は全て手渡し。
その殆どが実は鶴橋の「アジヨシ別館」だった訳。
食事が終わって次にどこへ行くかは長女の意見が優先される。
普段から人に気を使う性格で、何処へ行きたいとか、何をしたいとか、自分から主張は絶対にしない。
だからこんな時はお姉ちゃんの意見を最大限取り入れるのだ。
妻がこれほど優しい性格の女性だったら、離婚なんかしなかったのにと、いつも長女に聞かせている。
その度にボディーに一発パンチを貰う。「これ、お母さんからの贈り物」と言って。
今回はスターウォーズを観ることに相成った。
出展:http://keiyamamoto413.hatenablog.com/entry/2017/11/26/210924
しかしビールを飲み過ぎてか、トイレは何処、トイレは何処、
と二人とも探し歩いて、結局上映開始の頭の部分には間に合わなかった。
席順は必ずお父さんが真ん中。これは長女が決めている。
そして必ず後半、二人は僕の肩に頭を置いてもたれてくる。
成長しても甘え方は幼い頃と変わらない。
出来るならこの時間が永遠に続いて欲しいとさえ思える瞬間。