一時帰国の旅 | ビジェイシンゴのゴルフの夜明け前

ビジェイシンゴのゴルフの夜明け前

インドに渡ったゴルファー"ビジェイシンゴ"このさき彼になにが待ちうけているのか

今日は一時帰国の旅。

インドはチェンナイを深夜1時に立ち、バンコクに早朝5時半着。
午前8時過ぎに出発するTGに乗って関空へ、、そして家族が待つ奈良へ帰る。

それまで暫くラウンジで朝食を頂きリラックスタイム。
でも、寝たら終わり。。。

 

以前にここで寝入ってしまい、危うく遅れそうになった経験が、、、

 

(朝日が眩しいスワナプームエアポート)
 

そのうち搭乗時間が来て、順調に搭乗が進み、自分の席に着いて熟睡態勢に。


と、何やら機内の空気に胸騒ぎが。。


暫く観察していると、僕の席の周り一帯が団体旅行の御一行だと気付く。
20人ぐらいはいるだろうか。


若い女性が3人ぐらい、あとは20代と思しき若い男性から、定年近い爺さんまでレパートリーは豊富。

旅の思い出話をまるで学校の教室にでもいるような雰囲気で各々が語り、

離れた席からでもボケと突っ込みの応酬が始まる。

大阪人であることが一目瞭然。

そしてどうやら同じ会社。  と、いうことは慰安旅行。

いまどき海外に旅行とは大したもんだけど、この師走の忙しい時に旅行するなんてどうかしてない?

しかも僕は完全に囲まれていた。

将棋の駒の配置でいうと、飛車の下の桂馬。
ご存知ですか?桂馬って、第一手目に動けない駒。息苦しい。。。。

こんな感じ。


こういう場に居合わせると落ち着かず、リラックスできずに結構厳しいものがある。



離陸時間が押しているようで、管制塔の指示があるまで待機するとのアナウンス。

するとその御一行は缶ビールを取り出して飲み始めた。
僕の前を缶ビールがリレーされて行く。


すかさずCAが飛んできて、

「お客様!御持ち込になったお酒類は機内ではお召し上がりになれません!!」

や~い、や~い、怒られてやがんの、、、 

でもまったく動じぬ様子で、おつまみも取り出してホン呑みの態勢。
あっ、そっか、だって英語わかんね~しなぁ~、こいつら。。

暫くして日本人CAがやってきて、
「お客様、ご飲食をお止めになるまで、当機が離陸できないことになりますので、どうかお控えください」

流石に微笑みの国タイ国際航空のCA、顔は満面の笑顔だけど、目はマジで怒ってるのが分る。

奴らはやっと分ったらしく、大人しく広げていたつまみとビールを片付けた。

よ~し、よ~し、お利口さん。 大人しくおネンネしなさい。


飛行機は滑走路へと移動しだすと、CAが僕のところにやってきて、

「お客様、後部の席が空いてございますので、お移りになられませんか?」

流石!素晴らしい気配り。TGにして良かった。。。

 

そそくさと後部の席にお引越し。

 

皆さん、心行くまで良い空の旅を! じゃ~ね~~。

そして無事、関空に着き、奈良へ辿りつのでした。

しかし、寒い~~~。