小田原市では朝から晩までNPO法人「あしがら農の会」の皆さまにお世話になりました。
1. 「峯自然園」にて、原木シイタケ栽培と小水力発電の見学
ビスカヤ・フレッシュの目玉商品である原木椎茸。
椎茸の栽培条件を教えてもらい、ビスカヤで椎茸がよく育つのか、やっと腑に落ちました。朝晩の寒暖差が鍵のようです。
今まで経験としてわかっていたことを数字で説明してもらえてとても勉強になりました。
2. もみ殻燻炭製造方法の見学・体験、農の会農機小屋の見学
「あしがら農の会」発起人の笹村出さんから、実際にもみ殻燻炭製造方法を学びます。
今までその効用は耳にしたことがありましたが、実際の作り方を始めて目にしみな興味津々。道具もビスカヤで手に入るものばかり。
「これはビスカヤでもやりたい」と参加者が語ってくれました。
3. 自然養鶏場「春夏秋冬」の見学
ビスカヤの鶏は基本的に庭に放し飼いにされています。
こちらの自然な養鶏は、ケージ飼いに比べて資材も少なく済むので、ビスカヤには向いているようです。
色とりどりの卵は、鶏の普段いる場所の違いによるそう。(日向にいる鶏の卵は明るい色に、日陰にいる鶏の卵は暗い色になる) 普段、市販の真っ白な卵を見慣れている参加者はびっくりした様子でした。
4. 柿の上の田んぼ見学
農の会では共同で米作りを行っています。
化学肥料を使わず、緑肥等で米を栽培する方法は「ビスカヤの伝統的な米の栽培方法と同じ」とのこと。化学肥料・農薬を使う米栽培が一般的なビスカヤでは、伝統的な知恵はなくなりつつあるのでしょうか・・?
5. 「なんくる農園」の見学
無農薬無化学肥料で作られた畑を見せていただきました。
まず皆がびっくりしたのが、畑にカエルやクモがすんでいること。「生物多様性」といった言葉はよく知っている彼らですが、今回は(初めて?)実際に様々な生き物が畑にいるのを見ることができました。
そして、いただいた野菜の美味しかったこと!
オレンジ・黄色・赤色・紫色の人参、レタスはサラダにして皆で味わいました。
6.「そらや」の見学
無農薬栽培の畑と田んぼを見学させていただきました。
参加者が注目したのが、立派なじゃがいもの畝。ビスカヤのジャガイモは大きいもので直径4cmほどです。植付や管理のコツを教えてもらいました。
そして、夜は農の会の皆さまと懇親会を行いました。
テーブルに並んだ手料理の数々!冬瓜のピリ辛漬けとかぶの炊いたんが特に美味しかったです。
生産者3名は自分の畑や特産物を紹介しました。
外国でしかも英語での堂々としたプレゼンテーションに改めて「ビスカヤの農家はかっこいいなあ」と感じました。
懇親会にご参加くださった皆様、また見学を受け入れてくださった皆様、
本当にありがとうございました。
さあ、あっという間に帰国です。
(最終日へ続く。)













