10日ほど前からビスカヤフレッシュのお店を始めました。
来月あたりのグランドオープンを前に、いろいろ試行錯誤していきたいと思っています。
私のイメージは「野菜を買いにくるついでに、ヘルシーなケーキやコーヒーも楽しめるお店」というかんじだったのですが、ふたを開けてみると飲食目当てでくるお客さんの多いこと!
端物のニンジンで作ってもらったニンジンケーキやサラダパック、レモネードが人気商品です。
フィリピンに来てから気になっているのは、日本との食生活の違い。食事の中心は肉と米、しかも10代の若者はファーストフードがかっこいいものと思っているよう。ジョリビー(フィリピンのファーストフード)やマクドナルドは若者や家族連れでにぎわっています。
以前ホテルのレストランで朝食を食べているときに、朝食を食べる両親の横でセブンイレブンのホットドッグとポテトチップス、シェイクを食べる兄妹を見たときはかなりびっくりして二度見してしまいました。
至るところににあるサリサリストアで少額で駄菓子が買えることもよくないところなのかも・・
実際街中ではお腹の出ている人が多く、なんだか動きにくそうだなーと感じます。
山岳地域の農民の生計向上として始まったこのプロジェクトですが、お客さんを通して食生活の違いが見えてきて、「野菜の美味しさをもっと知ってもらいたい!」と新たな使命感も勝手に生まれてきました。
いんげんの胡麻和えやニンジンのマリネのような素材を味わう料理のおいしさをいつかわかってもらえるようになれば・・
そんなことを思いつつ、日々店頭に立っています。
1週間に3回、サラダを買いに立ち寄ってくれる、そんなお客さんが増えたらいいなぁ・・
(お店の様子はFacebookグループで紹介しています。ぜひご覧ください。
https://www.facebook.com/groups/vizcaya.fresh/)