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Vizcaya Fresh! のブログ

フィリピンルソン島ヌエバ・ビスカヤの山奥から届けるフレッシュでナチュラルな野菜、果物、米、伝統工芸品。

ご無沙汰しております、相馬です。いつもVizcaya Fresh! を応援いただき、ありがとうございます。3か年計画のSILFORプロジェクトも残すところあと1年。3月には、今年上半期の目標であった販売量2.4トンを達成し、総売り上げの目標もとりあえず達成し、あとは生産と販売両面での安定化を図りつつ、販売量を3トンまで拡大していき、且つコストを削減していく、というクリアな道筋がとりあえず見えてきました。

思えば1年前は、マーケットと呼べるマーケットもなく、品揃えと呼べるほどの品物もなく、販売記録もなく、そもそもVizcaya Fresh!自体ない状態だったので、1年でよくここまで来たなぁ、と生産者である農民やスタッフの頑張りにただただ敬服するばかりです。

マニラのレガスピ、イサベラ州のサンチアゴ市(ここはもう少し拡大するかも)、そしてビスカヤ州ソラノ町の直営店という3か所を拠点に、過不足なく生産物を売るマーケットがようやく落ち着きました。未だに売れ残りが生じるのはマーケットサイズの問題というよりは、品質や品種数のバランス(つまり品揃え)が問題であると分析しています。

私事ですが、今年は第2子の出産を6月に控えているため、産前・産後合わせて3か月ほど現場から離れますが、休みに入る前にマーケットがとりあえずのカタチになったことに一息です。つわりで朦朧としていた時期、長男と自分が感染症で倒れた時、日本側、フィリピン側のスタッフや周りの人の協力がなければ到底ここまで来ることはできませんでした。まったく、ワークライフ・バランスなぞというものは、信頼できる仲間、公私問わず支えてくれる人が自分の周りにどれだけいるか、という事実なしには、自分がいくら頑張ったところで語ることはできないと、身を持って経験しました。あと5週間、産休ギリギリまで気を抜かずに駆け抜けたいと思います。

あと1年、しっかりと見守ってくださいませ。

プロジェクト・マネージャー
相馬 真紀子