Vizcaya Fresh!の生産者のみなさんを招いて 『Farmers' Conference』 を開催しました。
今回集まってくれたのは37名の有機農家のみなさんと地元の役所の農業担当の方などなど。

まず、州知事の登場で会場はかなりの盛り上がり。
ヌエバ・ビスカヤ州が有機農業を推進していく方針であることを知事自ら生産者に伝えてくれました。行政がここまで有機農業に積極的なのはどうしてなんでしょう。日本と比較してみるととても興味深いです。
お土産として、おいしいVizcaya Fresh!の野菜・加工品(きゅうり・二十日大根・さつま芋・えんどう豆・ニンジン・パパイヤ・ジャムetc.)を贈りました。
さて、続いて日本からお招きした有機農家・桑原衛氏による農場紹介。
「日本の農家=大規模・機械化・高コスト」なイメージがあったそうですが、その対極とも言えるような、家族経営・小規模・省機械・低コストな有機農業を紹介していただきました。
「無借金経営、買いたいものがあるときは貯金ができるまで我慢する」という話は、借金苦にある地元農家のみなさんにとっては驚きだったようです。
(ref.「ぶくぶく農園」 http://www.jca.apc.org/~stet/ http://afutures.net/project/ogawamachi)
続いて、ビスカヤの農家による農場紹介。
有機農家同士での情報交換になれば、と企画しました。記録や発表のために各生産場所の写真もデータベース化していきたいな・・と思います。
その後は、Vizcaya Fresh!からこれまでの売り上げや消費者から生産者へのメッセージを伝え、より積極的に生産してもらえるよう呼びかけます。
改めてスタッフ紹介も。
(左から:買取り担当・アモス、アドミン・パブロ、マーケット担当・ジョシー、経理・ジェ、生産管理担当・ロネル)
最後は、Vizcaya Fresh!生産者の宣誓書にサイン(もちろん任意です)して、無事閉会しました。
それにしても、宣誓書のサインって初めて見ました。直接書くんですね。。
私(アシスタント)はまだ現地の言葉がわからないためつかめない部分もちらほらあり、もっと理解できたらいいのに!と少し悔しくもありましたが・・それでも州知事の熱意や会場の雰囲気から感覚的に学び取れることはたくさんありました。
有機農業は、言うは易し行うは難し、だと思うので、口先で励ますだけにならないよう、少しでも生産現場に寄りそっていたいところです。
(花)






