ビスカヤの農家と相利共生によって。。。 | Vizcaya Fresh! のブログ

Vizcaya Fresh! のブログ

フィリピンルソン島ヌエバ・ビスカヤの山奥から届けるフレッシュでナチュラルな野菜、果物、米、伝統工芸品。

Vizcaya Fresh!をNGOとして立ち上げるため、日々準備に勤しんでおります。まず、ミッションができました!

“Vizcaya Fresh!” promotes and markets eco-friendly products in symbiosis with the Vizcaya-farmers to enhance fairer and more sustainable trading of such products.

(和訳:ビスカヤ・フレッシュ!は、ビスカヤの農家との相利共生によって生態系に優しい商品を世の中に生み出し、それら商品がより適正に取引されるような持続的な流通システムを実現します。

ミッション達成のためには、まず、ビスカヤを「Organic State」として有機農産物の一大産地にしなくては。嬉しいことに、志を同じくする仲間が賛同し、集まってくれました。何十年も前から自然食品を販売しているビスカヤ州内の加工食品業者2社と、内科医で有機米生産者で食育伝道師の女医さんが一緒に立ち上がってくれたのです。

そして、生産者である農民の自立と生計向上に直結し&消費者の安心・健康・食育に資するようなシステム(サプライ・チェーン)を創ることも必要です。そのサプライ・チェーンの中では、生産者も消費者も肩ひじ張らずに、自動的に地域環境保全に貢献しちゃう、というような仕組みが必要。

2008年以来、農民たちとGLMiは5年以上かけて持続可能な農法の技術を磨き、最低限必要なインフラである灌漑設備を整備してきました。高原野菜が売れそうなマーケット発掘も。でも、それだけでは山間部の辺境に住む小規模農民は自立できません。そもそも辺境でマーケットへのアクセスが限られているから、一生懸命農産物を作ってもそれを収入に変える手段が限られてしまうんです。

いい品物ができた、マーケットも発掘した。でも、それを繋ぐ術がない、収入が増えない!

何年後になるか分かりませんが、いつの日かGLMiが胸を張って、「私たちは農民の生計向上と地域環境改善に寄与しました!」といえる日が来るためには、Vizcaya Fresh!のようなマーケティング組織がどうしても必要なのです。

立上げ準備は大変だけど、もうひと踏ん張り、頑張るぞ!