「イクメン」という言葉について思う | Vizcaya Fresh! のブログ

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フィリピンルソン島ヌエバ・ビスカヤの山奥から届けるフレッシュでナチュラルな野菜、果物、米、伝統工芸品。

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フィリピンの人は、一般的に、子どもの世話がものすごーく上手です。

厳密には、フィリピンの人が上手なのか、自分が下手なだけなのかは不明だけれど、私より上手なのは確かです。子どものいる・いないにあまり関係なく、皆ほぼ例外なく上手です。

特にフィリピン人男性の、決してしつこくなく、わざとらしくなく、気取っているわけでもない、本当に自然に子どもをさらりとあやす姿には、感動します。

写真は、スタッフのロネルと息子。まだ若いし、独身だし、ものすごく無口なのですが、子どもを喜ばせる技は超一流。というか、とにかく自然。彼と一緒にいると息子の表情がキラキラと輝くのです。言葉もイマイチ通じないはずなのに、かなり長い時間二人だけでこうやって一緒に遊んでいられるのです。不思議。。。

ついでに付け加えると、フィリピン人の男性は料理も上手な人が多いです。「どんなに仕事で疲れていても、主人が夕飯を作ってくれるのよ!」と、うちの女性スタッフ全員が口を揃えます。なんて羨ましい!!!

男女を問わず家事や育児が上手な一つの理由は、皆大家族の中で助け合いながら育ち、両親のお手伝いをよくしてきたからだとは思いますが。

少なくともフィリピン人男性にとって家事や育児は「手伝う」ものではなく、「自分も主体的に行う」営みのようです。「イクメン」という概念、きっとフィリピンにはないし、伝わらないだろうなぁ、などと考えるのでした。