お家に帰ろう | vivre avec un chien

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わんことモフモフHappy☆

スーとの再会


待ちに待ったこの瞬間。そして少し切なく、哀しく、寂しい瞬間。

想うことはいろいろあったけど、やっぱりかわいいその顔を見れてうれしさがつのる。



カプリの時は白いお布団がかかっていた。

お花はあったけど、少しさみしい感じがしたっけ。


スーはやわらかなピンク色のお布団がかけられていた。

周りには私が持参した花のほかにもたくさんの花が飾られていた。鈴のお布団の上にも。

春らしく、とても鈴らしく、可愛いかった。




この斎場では、家族だけの、時間制限のないお別れの時間を下さる。


カプリの時と同じように、お手紙を書き、色々と鈴をいじり倒す(^^ゞ

安置室にいたため、鼻や、目の周りなどにすこーし『霜』らしきものが・・・

指で拭い、きれいにしてあげた。

カチカチになった肉球。一層冷たくなった身体。

でも、お耳だけはぴらぴらとやわらかかった。 それがすごくうれしかったな。




鈴に持たせるもの。

いつものご飯。手作りのトッピングもかけた。

おやつ。おもちゃ。


それと・・・・お兄ちゃんの代わり。


お兄ちゃんの事大好きだったね。

いつもくっついて、ちょっかいだして。

でも、一緒に行きたいと言われても母さん困っちゃうから

代理ムギで我慢してくれる? 母さんの手作りムギなの。愛情たっぷり込めたよ。

きっとお空に行ったらムギの姿に変身するから。


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カプリの時より、少し短めにお別れの時間を過ごし、スタッフの方を呼ぶ。
(見ていることが苦しくなってきてしまった・・・・まだ信じたくない自分がいる。)




とうとう、空へ送る瞬間が来てしまった。目に見える鈴はこれが最後。

カプリの時と同じように、1枚だけ、携帯で写真を撮った。



扉が閉められ、『あの』ボタンが押される。



鈴、いってらっしゃい。




手を合わせ、お線香をあげ、ロビーへと戻る。




・・・・・・・・・・・・はぁ・・・・・・・・・




しばらくして、斎場の外をうろついてみる。

裏に回ると、やはり熱風がゆらいでいた。

・・・・・昇ったね。

少し、霧雨が降っているけど、びしゃびしゃになることなく無事走って行けただろう。

きっと、カプリと一緒に。

カプリ、つきそいありがとう。

スーの奴、わちゃわちゃしてるから、ちゃんとリードしてあげてね。





1時間半ほどして終わったと告げられる。

カプリの時よりも長く待った気がした。

まだ若く、体も小さいのにな。

安置のせいだろうか・・・・



それから、少し冷ます時間があり、収骨へ。


やはり、若いからまだ骨格が形成されきっていないんじゃないかなーと聞く。

早すぎるお別れに心が痛む。

そして、女の子だから、とても華奢だと。

ただ、頭骨はとても厚みがあってしっかりしているって。

石頭ちゃんだったのねw

確かに、ぶつかったりすると痛かったもんな~(^_^;)



今回も、小さな袋に少しだけお骨を分けてもらいました。




その後、鈴の準備の為、ロビーで待ちます。


少しして、骨袋に名前の書かれた鈴がやってきました。

亡くなった日付も記入されています。

あれから一週間。

そういえば初七日も過ぎたんですね・・・・

まだ鈴がいてくれたから、そんなことも忘れていました。



少しスタッフの方とお話をしました。


安置室では男の子のジャック君と一緒だったそうです。

ペットショップの子だったそうで、病気になってしまい、

ずっと治療していたのですが、残念ながら亡くなってしまったそうです。享年2ヶ月。

鈴よりも若く、あたたかな家族に出会うことなくこの世を去ってしまった子。

つらいな・・・・

ペットショップの内情を思い「う~ん・・・(-"-)」となりましたが

きちんと治療し、供養をしてくれるということに少しだけほっとしたりもしました。

悪いショップばかりじゃないと。鈴だってショップにいた。だから、出会えた。



そんなこんなで、ぴちぴち同士、きっと仲良くお留守番してくれてたと思います。

ひとりぼっちだったら・・・・そう思って苦しかったのですが

ひとりじゃなかった。おんなじジャックだった。しかも男の子だった。

いい彼氏ができたんじゃないかな(^_^) 良かった。


今もその子と一緒にカプリにお世話になっているんだと思います。カプリ、大変だなw





前もってお願いしておいた、カプリとおんなじメモリアルBOXを購入し

支払い等を済ませて斎場を後にします。


外に出ると、もう真っ暗です。霧雨も降り続いています。

濡れないように鈴を抱え込み、車に乗り込みます。


さ、帰ろうね。



ムギもつかれたようで、膝の上で眠ってしまいました。

行きは長く感じた路。帰りはあっという間に家に着きました。








おかえり、鈴。

鈴のお家だよ。


ゆっくり休んでね。








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可愛い鈴。写真、載せます。

見れる方はスクロールを。


春の日差しのようなほんわかした、素敵な姿になりました。




































































































vivre avec un chien

久しぶりの鈴の写真が、こんな姿でごめんね。


元気な鈴の姿もそのうち載せるからね。




ごめんね、鈴。


ありがとう、鈴。


大好きだよ、鈴。


もっと、いっぱい遊びたかったな・・・・・



また、会おうね。