ブドウ球菌 | vivre avec un chien

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わんことモフモフHappy☆

ムギの体で気になっていること。


毎年暖かくなってくると出来てくる、湿疹のようなもの。

脇の下やおなか、内またなどを中心にあちこちにぶちぶちとできる。

赤みを帯びたものや、かさぶたのようになっているもの、フケみたいなもの。


時期的に、この季節に生える草などのかぶれか?

アレルギー? 虫?

はたまた強い紫外線による炎症?


私自身、日光アレルギーがあって紫外線の強くなる5月くらいから

気をつけないと日焼けによる湿疹というかじんましんというか

ぶちぶちと出来てしまうので、

そういうものの痒さというのがよくわかります。


一心不乱に掻いていたり、かじっていたり、なめてみたり。

ひどくしてしまうので気づいたらやめさせていますが、

時に私が指でさすってあげたりもします。

爪や歯で傷つけてしまうよりはましですから。



以前のかかりつけでも何度か相談をしましたが

真菌は出なかったという事でしたし、かぶれの可能性もアレルギーの可能性も否定できないし

かといって、皮膚の問題ってなかなかこれっていう原因究明が難しい。


治療というよりは薬用シャンプー(ノルバサン)や塗り薬(ドルバロン)と

症状を押さえる(?)処置しか出来ていませんでした。

そして、「この時期だけというのなら、いずれ落ち着くようですし、これで様子を見ましょう」と。

(でた、様子を見ましょう!(-"-))


相談サイトでも聞いたりしましたが、やはりこれと言った原因(可能性の強いもの)は

回答が得られませんでした。

どの先生も「皮膚に関してはあらゆる原因となるものがあって診断がつきにくい」とおっしゃいます。


K病院で聞いてみましたら、やはり同じような言葉でした。


ただ、これまでと違うのは説明をきちんとしてくれたこと。

「真菌(カビとか)とは状態を見ると少し違うと思う。
 多分、ブドウ球菌という常に皮膚にいる菌が、気温や湿度などで条件がそろって
 繁殖しているんだと思います。
 始めは蒸れやすい股や脇、それが全身にあっという間に広がります。
 抗生物質とかを飲んでもらうこともあるんですが、効かなくなったり 強いものなのであまり使いたくない。
 やはり薬用シャンプーを1日おきとかで使って、殺菌をしていく方がいいと思います。
 シャンプーはノルバサンではあるんですが、市販しているのとはちょっと違うものがあって、
 そちらを使ってもらいたいんです。2週間くらい1日おきで使ってもらって、
 もしそれでも改善されないようなら抗生物質を考えてみましょう。」

ざっとこういう話を伺って、シャンプーを処方して頂きました。

自分でも色々調べたりして見聞きしている、膿皮症や脂漏症などという症状の名前があがりましたが、

はっきりと断定はしないようです。可能性のあるものがたくさんあるから。


ブドウ球菌というものが悪さをしてるんだという事(可能性の高いもの)がわかっただけでも一つ勉強になりましたし、

治療という形じゃないけど、シャンプーの方が良いという利点などを知ることが出来ました。

vivre avec un chien-P1000073.jpgこういうのが広がっています。
vivre avec un chien-2012080121490000.jpg




それから、ムギの背骨で一つだけ出っ張っているところがあるのが以前から気になっていました。

ダックスの血が入っていること、ジャンプをしたりすることから、関節や背骨、腰など問題が無いか

気になっていたのですが、その飛び出た背骨はもしかしたらヘルニアの前兆なんじゃないかって心配でした。 

ジャンプもあまりさせないように注意していますし、歩き方とかも

チェックしたりしていますが、特に痛そうなそぶりは見せていません。

せっかくの機会なので先生に聞いてみました。

あちこち触ってもらって診て頂きましたが、特に気になるところは確認できない様子。

「以前からこういう感じで、特に痛む様子もないのでしたら大丈夫だと思います。

 この子の個性というか、持って生まれたものだと思いますよ。

 ただ、生活の中で、変化があることも考えられますし今後もチェックしていきましょう。」

という事でした。 ひとまずは安心しました。 ほっ。



それと、耳。

ムギはたれ耳です。ただ、カプリみたいに前に垂れているのではなく、

ねじれているというか、ちょっと変わった垂れ方をしています。

そのせいなのか、折れ目みたいなのが内側についてしまっていて、

その部分が赤くなったりかゆくなったりするようです。

最近、それがひどくて掻いて汁が出ていたりしていたので、そこも診てもらいました。

内耳炎とかではないようです。 

ここについては軟膏を処方して頂きました。




ムギが以前に診断を受けた「リンパ球形質細胞性腸炎」の話もしました。

原因が異物であった事、今は元気に過ごしていることから

そんなに気にしなくてもよいのではとのこと。

確かに本当にこの診断があって、体調の悪い子はもっと深刻な状態になるはずですから。

「血液検査してみますか?」って聞いてくれましたが、見送りました。



フィラリアの予防薬をもらって、診察は終了。

次は8月中旬ごろに経過を診てもらいます。

「また、これからお世話になります。今後ともよろしくお願いします。」

そういって、診察室を後にしました。


お会計では受付の女性の方に、ムギの種類を聞かれ、シュナックスと伝えたところ

「なかなかいないんですよねー。かわいい♪」と言われました。

親ばかですが、うれしくなっちゃいました(#^.^#)






カプリのことがあってから久しぶりにこの病院に行きましたが、

やはり我が家にとても合っているようです。

たまたま担当の先生が良かっただけかもしれませんが、

きちんとわかりやすい説明をしてくださるし、ワンズへの対応も優しいですし、

飼い主に対してもとても丁寧に接してくださいます。

あの時、この病院に出会えて本当によかったと思います。


これからもよろしくお願いしますね。I先生。