四十九日 | vivre avec un chien

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わんことモフモフHappy☆

今日、2月5日。カプリが天に召されてから四十九日が経ちます。

無宗教の私ですが、やはりこういった一般的(?)な風習というか、区切りは大事です。


そして、もう一つ、今日は父の誕生日でもあります。


カプリも喜ぶに違いないと、我が家に両親、妹、甥っ子を呼んでささやかな誕生会をしました。


本当は仕事は休みをとっていて、どこかに外食に行こうかと思っていましたが、
急きょ人手不足とのことで昼まで仕事をした後、超特急でケーキを買って帰りました。
プレゼントは昨日のうちに購入。
私の仕事中に、相方に宅配のピザと寿司を頼んでもらっておいて。

皆を迎えて(なぜか甥っ子が主役のようでしたがw)わいわいと過ごしました。


母からはカプリにお花をもらいました。良かったね。
いつもは一輪挿しに、ほんとに一輪なんですが、今日を迎えるにあたって花束を昨日用意しました。
今日は、母からもらったお花をプラスして、一層華やかになりました。



特に四十九日の法要はしない我が家。いつもと同じようで違う気分の中、落ち込んだり悲しんだりする暇もなく、
甥っ子とキャッキャキャッキャ遊んだり、ムギも楽しそうで、幸せな一日でした。

親父殿からは「いい一日だ」という言葉がポロリ。
自営業の父はこれまで仕事中心でずーっと過ごしてきました。
寂しい思いをしたこともありましたが、こんなもんかといつしか割り切り、なにかあっても母だけと出かけたりすることが多かったのです。
ですが、甥っ子の存在が、今回の集まりを実現させました。
甥っ子がいなかったら、父も来たかどうか・・・

ただ、きっとどこかで親父殿もこういう機会にあこがれていたのかなって思います。
いつも強がってばかりの頑固な、意地っ張りな人ですが。
今日ももちろん仕事で、空いた時間に来てもらったのですが、うれしそうで良かった。

また、こういう家族が集まる機会が持てたらいいなと思います。


相方父もみんなが集まると「うれしい」って言って笑ってたのを思い出しました。
よくみんなの写真を撮っていたっけ。

今回は写真は撮らなかったけど、そのうち撮りたいなと思いました。

オトコの人ってなかなか家族とべったりってわけにいかないから、たまのこういう機会がうれしいんでしょうね。


カプリもそんな楽しそうなオトンをみて、きっとしっぽふりふりだったんだろうな。
みんなにいっぱいチューして回って、おいしいものをいっぱいもらって。
ボールもいっぱいいっぱい投げて遊んでもらって。
きっと今日は満足そうに眠ってくれると思います。
四十九日という区切りを迎えましたが、これからもカプリはそばにいてくれると思っています。

寂しさはあるし、泣くこともあるけど、前よりもカプリにばかり気持ちが行くわけではない最近です。
ただいまの挨拶を忘れることもあります。かといって、カプリの存在が薄れたわけではなく。
そういうのもいいかなって思います。
義務のように、「~しなきゃ。」っていうのじゃかわいそうだし、生前だって、毎日毎日ことあるごとに
話しかけていたわけではないし、その時その時を自然に過ごそうと思います。

思わなくてもつい話しかけちゃうことの方が多いけどw