今年も、宅地建物取引士試験が終わりました。 富山県は1200人ぐらいの方が申し込んで、1000名超の方が受験したそうです。
当社からは派遣社員の2名が参加。(ちなみに当社の正社員は全員宅地建物取引士です! エッヘン!) どうだったかなぁ・・・・
せめてどちらか一人は受かってほしいけど・・・・
いつもお客さんにお話ししているのですが、良い不動産営業マンかどうかを見分ける一つの指標として「宅地建物取引士」の資格を持っているかどうか があります。
だって、宅建試験は合格率16%というなかなか厳しい試験。 一定以上の学力があって、計画的に、継続して勉強してやっと受かる試験です。 つまり、継続して努力できる、まじめな人間でないと受からない試験です。 (言葉を変えれば、そういう人間かどうかを見極める試験かもしれませんね!)
受かった人間の方が確率的に受かっていない人間よりも、「人の見ていないところでも、まじめに努力できる」営業マンである可能性は高いということになります。
なので、入社したばかりの社員は別として、不動産会社に5年以上、在籍していている営業マンで(不動産業務に不可欠と言っても過言ではない、)「宅建士」をいまだに取得していない人間を、私は原則信用しておりません。
それにしても、毎年決められたように200人もの方が欠席して、欠席率が2割前後いるって、不思議ですね! 急な用事や病気で来られなくなった人もいるけど、2割という数字は、圧倒的に、「勉強してないから、どうせ駄目だろうと、あきらめて来なかった」人が大多数ではないかと・・・・・・
7000円の受験料払ってるんだから来るだけでも来ればいいのに・・・・・・(いいかどうかは別にして、マークシート方式だから、ラッキー合格も無きにしも非ずなのです。 )
保険でよく使われる#「大数の法則」がここでも当てはまるのかぁ・・・・と、思ってしまいます。
宅建試験の合格率は概ね16%前後に設定ですので、今年の12月5日の発表で、新たな宅建士がおよそ160名ほど誕生することになります。
そのうちの1~2人 viviへ、来てくれないかなぁ。 優遇しますので・・・・っ!
#大数の法則とは・・
「同一の試行を無限回行えば標本平均は母平均(期待値)に収束する」というのが大数の法則の意味するところです。
たとえば、偏りのないコインを無限回投げれば、表が出た割合は、2分の1 に限りなく近づき、
偏りのないサイコロを無限回投げれば、出た目の平均は、「3.5」 に限りなく近づく
という感じですね。
個々人にとっては偶発的な事故であっても、大量に観察することによってその発生率を全体として予測できるということになります。
平成30年10月22日 ViVi不動産株式会社 矢郷修治