ウソはばれるし、代償が大きい | ViVi不動産のブログ

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富山県富山市エリアを中心に営業しています「ViVi不動産」のブログです。不動産に関する話題の他、富山のオモシロ情報や仕事でのオモシロ失敗談など、ビビッときたことをどんどんお届けしたいと思います。

「安い価格でいいから早期に売りたい!」というお客様から中古住宅の売却依頼を受けました。」


当社では売却の依頼を受けるときには、「物件状況表」というものをお客様に記載して頂いております。


その欄には、事故・事件の有無を記入する欄があり、敷地内や室内で自殺や殺人事件など一般的に購入する方が嫌悪するような事柄が無かったか?を事前に告知してもらうようにしています。


その物件も、いつものように「物件状況表」を書いてもらいましたが、問題になるような告知事項は無しとのことでした。


その物件を案内した近所のお客様より「この物件、室内で事件あったのでは???」という質問があった時に、売主の告知事項を基に「売主様からは何も聞いてません!」と答えたのですが、「そんなことないと思うよ!きっと・・・・・・・」という意味深なお言葉を頂きました。


(売主様を疑っているわけではありませんが、)隣近所に「近くで売り物件が出ました!」というあいさつに回った時に、さりげな~~く、「この物件ていろいろあったんですかね??」と聞いてみました。


1~2件聞いてみたところは「何も分かりません!知りません!」と口では言うのですが、3件目で「あ~~~あの物件ね!」「あそこね! 実は室内で、人が亡くなっていて・・・・・・・・」


が~~~~ん!  マジか!(さいきんすごく私が気になる、イナズマンに直して欲しい口癖を使ってみました。)


売主さんに後で確認すると「実は・・・・・・・・」  


詳しく聞いたら、1週間から2週間ほど気付かれずそのままだったんだとか・・・・・・


事前に言ってくれ~~~~~  危ない危ない! 知らないで売っていたら、もう少しで大トラブルになるところでした!


数年前に、室内で人が死んでいて、それもしばらく発見されなかったというのは、思いっきり「精神的な瑕疵」に該当します。


購入した方は、当然、そこに住み、近所の方からいつかその話を聞かされますので、100% 激昂するはず! 

損害賠償を起こされたら100%売主さんの負けです!


そのことを言ったら確かに売りにくくなるし、価格も下がります! 少しでも高く、早く売りたいのは分かるけど、ウソをついたら何の得にもなりません! 最終的に損をするし、予想以上の損害賠償がふりかかってきます。


正直にさえ言って下されば、少しは力になれるのに!(ウソをつかれると、私もまだ何か隠されているのではないかと疑心暗鬼になり、イマイチ売却活動に力が入らなくなりますしね・・・・・・・)


 

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