本日の映画「チザム」 | 小日向イオリーの風車羽音

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おはようございます。本日の映画「チザム」
1970年、アメリカの西部劇になります。


1878年、ニューメキシコ。広大な土地で牧場を営むチザムは、東部から来た甥を迎えに町に行く。
それを狙いすまして不在の時に牧場が襲撃される。
チザムは、若きガンマンのビリーと共に強盗を追っていく。奥底にいる犯人は?



この作品は、リンカーン郡戦争を題材にしています。
ストーリーとしては、チザム達は法による解決で無理矢理支配する輩を抑えて来た。
しかし...耐えきれず黒幕と配下が反乱を起こした話。西部劇としては、西部開拓地に生きる者達の生き様(ドラマ)が描かれている。
対反してビリーは、賞金稼ぎとして悪党達を成敗する熱血さとゆうギャップです。


作品の根底に向かうまでは、歴史に沿った感じの淡々としたドラマ展開となる。
チザムは、あくまで冷静に法で裁く策を練る。
終盤にはアクションに発展して、ド派手な大乱世となる。
正義VS悪党の怒涛の撃ち合いは見所です。
やはり騎馬撃ち(早撃ち)はカッコいい、家畜の暴走(スタンピード)のシーンもあり個人的に良かったと思う。
チザムとビリーの考えの違いの温度差、西部開拓地のあり方の変化(法?武力行使?)と
人間ドラマに秀でている西部劇だと思います。それじゃあ〜