本日の映画「モンキーフィスト/猿拳」 | 小日向イオリーの風車羽音

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おはようございます。本日の映画「モンキーフィスト/猿拳」
1979年、香港のカンフー映画になります。

間抜けな詐欺師コンビが居て盗んでは騙しを繰り返していた。
勝ち負けの日々を過ごしている時にやたらと強い紳士に出会い
拳法の弟子入りをする。しかし...その正体は大悪党だった。
逃げようとするも相方が殺されてしまう。生き残った方が
妙な拳法を操る浪人に出会い弟子入りさせてもらい修行をする。
珍しい猿拳の使い手だった。

サモハン監督の作品で主演がユン・ピョウになります。
まぁ...脚本は酷いですねw。詐欺師コンビは日々詐欺をする事を
繰り返していて物語は盗んでは騙し、勝って負けるの自堕落な生活を
送ってて師匠(サモハン)、大悪党との出会いもその過程なんですよ。
何とも適当な感じで展開されます。

でもカンフーのシーン、修行のシーンはジャッキー作品に負けない
ほど完成度は高いでしょう。70年代の作品なのでジャッキー作品に影響を
受けていたのは間違いない。比べてしまうと明らかに劣化版カンフー映画
だとなってしまう。でもサモハンの伝授する「猿拳」がとてもユニークで
面白いんですよ。強いのかよく分からないです。

当時のカンフー映画の定番の負けて途方に暮れてる時に強い師匠に
出会い修行をしてリベンジをするとゆうストーリーはよくあった
ものでしょう。でも盗んで騙してが多いのでそれだけはいただけない。
正統派カンフー映画とは路線が違うと言えば個性になる。
普通にカンフーアクションは完成度が高いのでそれだけでも
観る価値はあると思います。ユン・ピョウ主演のカンフー映画も
なかなか良いんじゃないかな。それじゃあ~