本日の映画「海賊じいちゃんの贈りもの」 | 小日向イオリーの風車羽音

小日向イオリーの風車羽音

個人的な観た映画の感想レビュー、ごく稀に日常の事を書いてます。

こんばんわ、本日の映画「海賊じいちゃんの贈り物」
ハートフルな家族愛とコメディの合わさった作品です。
個人的にケネスとゆう人物が面白い所もっていったと思いました。

マクラウドー一家はダグ(父)、アビー(母)、ロッティ(長女)、ミッキー(長男)、ジェス(末っ子)
の5人家族です。ですが...複雑な状態にありダグ、アビーは別居状態で崩壊寸前の家族なのです。子供達も変わっていてロッティは夫婦喧嘩が多くてその影響で小さなノートに喧嘩するたびにメモをする癖がありました。言葉、思ったこと、状況と記憶に残す。ミッキーはオーディン(神)が好きで歴史に興味のある。ジェスは石に名前の付けて家族の様にしている。

そんな家族がじいちゃんの誕生日パーティのためにロンドンからスコットランドへ向かいます。道中でもダグとアビーはちょっとした事から口論になります。ダグはじいちゃんの前だけでは仲の良い家族で居ようと提案します。家に着くと叔父が豪勢なパーティを開き大勢の人を招こうと考えて作業進行させてました。叔父は成金と世間体を気にする。その妻はちょっとした問題があります。おじいちゃんのせっかくの誕生日なのに自分勝手な大人達ばかりなのです。

そんな準備中にじいちゃんは子供達とビーチで遊びに行きます。
子供達と遊ぶおじいちゃんは何だか楽しそうと言いますか?周りの大人達が
自分勝手、プライドの維持なのでそれにうんざりしていた。実はおじいちゃんはDNA検査で
84%ヴァイキングの血が流れているゆう正真正銘のヴァイキングなのです。
子供達と遊んでいる最中でヴァイキングの埋葬をしてもらいたいと言います。
船を作り死体を乗せて火をつけて沖に流すものです。

楽しく子供達が遊んでいるとミッキーがおじいちゃんの所へ
死体ごっこをしていると思ったが何か?おかしいそれでロッティを呼んで確認すると
おじいちゃんが死んでいたのです。その時ロッティが死後確認したのですが
子供の知識じゃないほど賢いのです。ロッティは大人に知らせるために家へ戻るが
やはり喧嘩ばかりで自分勝手で当てに出来ないと...

ビーチへ戻るロッティはミッキー、ジェスの3人でヴァイキングの埋葬をやろうと
言います。あんな大人達じゃ当てにならない、おじいちゃんの望む通りしようと。
行動力が子供の発想じゃないですよね。船を作り、おじいちゃんを移動させたりと
子供が大人で大人が子供の精神で逆になってます。3人で沖へおじいちゃんに火をつけて
ヴァイキングの埋葬をしてロッティ達は家へ戻り、ダグにおじいちゃんはビーチで死んだ
と教えます。それをきいた叔父はじゃあ行こうかと言いますが、ヴァイキングの埋葬をして
沖に流したと言ったらは?と最初は嘘と思いました。でも真実だと分かると唖然。

その後が大変で招待客の一言で情報漏えいしマスコミにばれて
新聞記事になります。当然のこと周囲はマスコミに囲まれて、叔父と大人達は
精神的にダメージを貰います。でも子供たちは正しい事をしたと思っていました。
そして...僕達のせいだと責任感も非常に強くて子供が大人みたいなんです。
叔父、ダグ、アビーに対してロッティが言った言葉が物凄く重みがありました。
この事件を起こしたのは自分達でしかも長女なので一番責任感が強いのだと
感じました。ミッキーもそんな行動をするんですよ。それが駄目な大人達
を変えたのかも?いや変えたのです。最後は家族集まってビーチでおじいちゃんとの別れをするのですが感動っす。家族の絆も気がつけば修復までいきませんが子供達のおかげで良くなる。「人はみな馬鹿な部分はある。でも最後にはどうでも良くなる。」この台詞はこの作品
の中で重要なキーワードになってると思いました。
それじゃあ~