「自然と人が調和する生き方」への実践教育モデル <ご紹介> ② | りいのブログ

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Japan Holistic Education Society日本ホリスティック教育協会研究会員として、
先日、ある教育学会で、“自然と人が調和する生き方”への実践教育モデルである
「学校に森をつくろう」の取組をご紹介させていただく機会がありました。
スライドをもとに、発表させていただきました。

次世代への人間育成はもとより、生き方についてお考えいただき、
“自然と人が調和する生き方” が礎となった よりよい社会形成へと導く実践の光明として、
少しでもお役にたてればと…。

りいのブログ-雨雲

~①に続いて~

子どもたちの教育において、
「身近に」「豊かな森」を「実体験する」ことで、
「五感を通じた豊かな感性を育む」ことができます。
これは、成長期の発達において、とても重要なこと。

近代文明の、
特に偏った都市文明の渦中にある現代人の社会にあっては、
次の時代に生きるために必要な感性であり、
知的好奇心を育むことはもとより、
なかまへの理解、なかまへの思いやり、
それがさらに拡がることで、
協調性、社会性を育みます。

<まとめ>

「学校」という公の環境の中に「森をつくる」という実体験は、

①環境それ自身が、地域の自然が豊かになる

②かかわる子どもたち自身(地域の大人、教育関係者自身も)が
 自然に対する豊かな感性を育む(良い教材ともいえる)

③森をつくるという行為を通じて、地域の人ともつながりをもてる

<自分の手で植える>ことで、

つながりのある自然に変わる→気づき→意識の拡大→

自分の家の庭→

住環境の地域の自然→

都道府県→

国(日本)→

世界→

地球→

宇宙全体

自然への興味・関心が喚起する
自分自身を内省(深い思考力・自覚)できる→

住環境(地域)を自主的に創化・マネージメントできる→

社会環境に対してポジティブシンキング

身近なところから「自然と人」・「人と人」をつなげげる「場」が拡がる
→自分自身を豊かにすることにつながる


~③に続く~