2020年 7/9【351】普通 私には難しい…
難易度3
「夫(妻)と喧嘩が絶えない」
の悩みに対する答えは、
『苦悩をつきぬけ歓喜に至るベートーベンの音楽』と『ドラゴンボール』の共通点を考えるとわかる!?
うーーん、哲学はやっぱり私には難しい。
その哲学者がどんな理屈のもとに悩みに対する答えを出しているのか、その人の流派や思想?が紹介されているのだけど。
明証・枚挙・止揚・弁証法・キーネーシス的行為・ディオニュソス的な生・リビドー…
何のことを言っているのか、
説明されても
さっぱりワカラナイ(笑)!
その中でも面白かったのがジャック・ラカン。
『人は、現実の他人の欲望の中にいる、私やその他人を越えた大きな存在(大文字の他者)から見た自分を追及する』
…何を言いたいのか私には理解不能なのだが、
それをなんと数学の方程式で表してしまうという!
そして、その答え(ちなみにa=√5―1/2)が
『無理数であることからもわかるように(わからんちゅーの)、人から認められるまでの道のりは簡単なものではない』
…なんやその理屈(笑)!
凄いのか、それともただのこじつけなのか…。
ある意味鳥肌ものなのは事実だが(だってその無理数があの黄金数なんですものっ!こんなことある?!)。
もう笑うしかない。
もう一つ印象に残ったのがコレ↓
『ベートーベンの音楽はヘーゲル哲学そのものである。しかし同時にこの音楽は、ヘーゲル哲学以上に真実でもある』
要するに
『テーゼ →アンチテーゼ →ジンテーゼ』
なんだって。
(な、何を言っているんだ?)
私にでも理解できるように訳せば
『両者のあいだに軋轢が生まれようが、摩擦が強いほど次の総合ステップがすばらしいまとまりになる』
ということらしい。
諺で近いものをあげれば
『雨降って地固まる』なのだ。
…もう『雨降って地固まる』でいーんでないの?
とにかく私は哲学がよくワカラナイので難しかったが、本書を読んで確実にわかったことが一つだけある。
それは、多くの哲学者自身が人生に悩み抜き、そしてそこからその大変まどろっこしい思想を生み出したんだということ。
己の悩みから脱却するために。
三千年も昔から人間が悩んでることなんてずっと変わらない。
そう思うと私の悩みなんて、てんでちっぽけだ。
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