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『マイナビオールスターゲーム ２０１９』第２戦が、阪神甲子園球場で行われました。
試合は「１１－３」でセントラル・リーグが勝利。
セ・リーグの連敗は「５」で止まりました。
昨日とは逆で今日は終始、セ・リーグが優位に試合を進めました。
ＭＶＰ（最優秀選手賞）は、もちろん阪神タイガースのルーキー近本 光司選手が獲得しました。
ルーキーでは１２球団唯一の出場の近本選手が、オールスター史上２人目のサイクル安打達成の大偉業です。
まず、初回先頭打者ホームラン。
この時点で、ルーキーで“史上初”の快挙です。
次の打席では、ライト線への二塁打。
第３打席ではライト前への単打。
三塁打が出ればサイクル安打達成となる第４打席は、レフトへの二塁打。
そして、７回裏に三塁打が飛び出して、オールスター史上２人目のサイクル安打達成となりました。
前回の達成時もテレビで観ていましたが、ヤクルトスワローズの古田 敦也さん以来の快挙です。
中継プレーをした埼玉西武ライオンズの秋山 翔吾外野手も、源田 壮亮遊撃手も、福岡ソフトバンクホークスの松田 宣浩三塁手も、守備の名手です。
守備が上手いからこそできる、匙（さじ）加減だと思います（笑）
仮に、源田選手が中継プレーで本塁に送球した場合は、公式記録で三塁への到達が本塁送球の間で、二塁打となっていたかもしれません。
素晴らしいエンターテイナーだと思います。
近本選手が主演男優賞だとすれば、源田選手、松田選手、そして１塁走者で本塁まで走った読売ジャイアンツの坂本 勇人選手は、助演男優賞です。
とりあえず近本選手のサイクル安打が成立したことで、２打席目のライト線への打球で、三塁へ行っておけば良かったと、後悔することはなくなりました（笑）
もちろん凡打ではなく、外野へ大きな当たりをしっかりと放った近本選手が素晴らしいです。
なお、５安打もオールスター史上２人目の快挙で、ルーキーではもちろん史上初です。
昨日は近本選手だけでなく、地元甲子園の阪神勢の活躍が目立ちました。
２回裏には７番指名打者としてスタメン出場した原口 文仁捕手が、レフトへ本塁打。昨日から２試合連続ホームラン、および２打席連続ホームランとなりました。
さらに、８番の梅野 隆太郎捕手が本塁打を放ち。二者連続ホームラン。
阪神から選出された野手３人が、この試合で全員本塁打を放ちました。
また、青柳 晃洋投手は５回からの２イニングを無失点。
５回も６回も、味方のエラーで先頭打者が出塁してしまいましたが、見事に切り抜けました。
８回にはピアース・ジョンソン投手が無失点。
９回は、藤川 球児投手が、三者凡退で締めくくりました。
阪神勢はもれなく活躍しました♪♪♪♪♪♪
他にも大砲のホームランショーは見とれてしまいました。
セ・リーグでは、横浜DeNAベイスターズの筒香 嘉智選手、広島東洋カープの鈴木 誠也選手。
パ・リーグでは、オリックス・バファローズの吉田 正尚選手の一発は、見ていて興奮するものがありました。
印象的だったのは、５回裏にセンターの守備位置に就く際に、折りたたみ傘を持参した北海道日本ハムファイターズの西川 遥輝選手ですね。
東京音頭で傘を使い終えると、後ろポケットに。
ポケットにかさばる物を入れたままプレーするのは、シーズン中ではあり得ませんし、オールスターならではですね（笑）
今日は雨が降り続いていましたが、無事に９回まで試合ができて良かったです。
試合が雨天でノーゲームになり、４回までに飛び出した６発のホームランなどが無かったことにならなくて一安心。
仮に６回で雨天コールドゲームだったら、近本選手のサイクル安打も、セ・リーグの２０安打も無かったですし。
今年のオールスターゲームは、かなり濃密で歴史に残るものになりました。