貴方は疑問から知恵を得ています。”分からない”という自発的な思いから、”知りたい”という衝動にシフトして知識を得ています。つまり、”分からない、知らない”というエネルギーから貴方が”知りたい”衝動を誕生させ、”今ここの貴方”を新しい貴方へと書き換えているのです。ですからまず”知らない事に気がつく”事、それが新しい自分になる『最初の一歩』となる事を意味しています。
知らない事に気がつくには、”知らない事”が存在する波動域にいないと気がつく事はできません。波動域が違うと、たとえどんなに目の前にぶら下げて見せてあげたとしても、その存在に気がつく事ができません。たとえどんなに説明したとしても、理解する事もありません。という事は、相手と同じような波動域にいない限り、貴方自身の思いさえもきちんと伝える事ができない事になります。
例えば、後ろ向きに進む友人に何か一言助言したいと考えたとします。しかし同じ波動域にいない限り、決して貴方の助言が浸透する事はありません。つまり、貴方の体験や学びからの助言であったとしても、相手側が”知りたい”と自発的に思わない限りは波動のシンクロは起こりません。よって相手側にとってみれば、干渉や強制といったエネルギーへと変換されてしまって、結果的に”ありがた迷惑”になってしまうというわけなのです。