貴方の意識が拡張して波動がどんどん軽やかになって来れば来る程、貴方の心に残るネガティブな信念は、色んな手を使っては低波動域から貴方を逃さないよう必死になります。その中の1つが、”過食”であると、バシャールは説明していますが、要するに、軽やかに変身した貴方に”重石(この場合”過食”)を乗せる事で、何処かへ逃げてしまわないよう、何かに執着したり頼ったり、依存したりするよう、貴方の波動に働きかけているというわけなのです。
もちろん人によって異なる依存症状が現れるとバシャールは話しますが、いずれにせよ、波動が一掃される事で、残りの小さなネガティブな波動は”帰る家”を失い、結果的に行き場が無くなってどんどん貴方の目の前へ引きずり出されてくるようになります。
バシャールが何度も説明しているように、ネガティブな信念はポジティブな仮面を被って貴方の目の前から身を隠しています。ポジティブな仮面を被ったネガティブな信念は、軽やかな貴方に、”もっと地に足を付けて安定感が必要”という風に信じ込ませ、安定感を食事やら他の事に依存する、という事で解消させようとします。ここで理解して欲しいのは、貴方がそれに”気がつく”という事が、非常に大切であると、話します。
病気になって初めて、不満の対象が”病気”という風に結晶化されてゆきますが、病気をする前に振り返って当時の事を良く考えてみると、あらゆる事に不満があった事に気がつくはずです。上司であったり、友人関係であったり、家庭内の出来事であったりと、不満材料が満載です。詰まり、外側にあったネガティブな出来事は、貴方の不満波動が濃くなるにつれて、外から内側(自分自身)へと運ばれ、結果的に貴方の体に表現され結晶化されてゆきます。ですから、”最初”に気がつく事、波動が濃くなる前に対処する事が、とても肝心なのだと、バシャールは話します。
心の浄化は体の浄化でもあります。心と体は一心同体で”1つ”であるという事、そして貴方の体は100%貴方のコントロール下にある、という事をきちんと理解しておくと良いでしょうと、バシャールは話しています。