クジラやイルカは形の違った人間であり遺伝子学上でも人間と変わらない存在です。そして彼等は人間と共に地球上に共存している私達の仲間なのです。そしてバシャールは他のほ乳類であるオルカについて引き続き説明を続けています。
オルカはイルカ達とは逆に海に住む”侍”のような存在だとバシャールは言っています。オルカの白黒の模様で表現されているように、彼等は断固とした信念を持つとても力強い、真っ直ぐな性格の存在です。
そして彼等は私達にとって突拍子もない行動をとったりします。詰まり私達の通常の認識を越えた発想を持っている為、私達は常に目を見開いて彼等の行動を見張る必要が出てきます。彼等は又、私達の”恐れ”や”恐怖”を敏感に感じ取る能力を持っていて、その”恐れ”や”恐怖”を全面に押し出し、私達に見せつけようとします。詰まりその恐怖や恐れを実際に私達に体験させようとする、言わば”恐れの鏡”の役割をするわけです。
シーワールドに行くと良く訓練されたオルカが芸を披露してくれます。それはトレナーとオルカの完全なる信頼関係があるからなのです。そしてバシャールが追加で言及している事があります。それは、シーワールドや動物園で飼育されているイルカ達は身体的には傷付いていなくとも、精神的に深く傷つき苦しんでいます。彼等の多くは寿命の半分も生きる事が出来ず、精神的に病んで死んでしまいます。そして中には自殺に追いやられてしまうイルカも数多く存在しています。