『高堂巓古 Officia Blog』 -945ページ目

Lesson 6  『美しい腕を放る』 その1

前略、



 腕の重さはビール瓶四本分程度と言われております。腕自体、結構重たいのです。この重たい腕をどう扱うかが、躯(からだ)の使い方のセンスです。

ペタしてね

腕の付け根の部分を、誰も知らない専門用語で「肩」と言います(笑)。このビール瓶4本分の重さの腕を、肩が支えているわけです。そして、私、実家に腕を忘れてきましたという方にはあまりお会いしませんので、来る日も来る日も、肩はビール瓶4本分の重さを支えていることになります。フランダースの犬より、肩は可哀相なのです。




 重たい腕を、首や肩の筋肉で持ち上げているイメージを持たれると、肩の負担が増え、腕が軽くなるのがわかりますでしょうか。ちょうど、釣竿(肩)で大きなホンマグロ(腕)を一本釣りしているイメージです。このとき、釣竿が上にしなりますよね?同じように、重たい腕を力で持ち上げ ようとすると、人間は肩が上に持ち上がるのです。俗に言う、緊張して固くなっていて、肩身が狭い情態になります。肩もこりますよね。『感情地図』によりますと、


右肩:不安・不満・憤慨・心配
左肩:悲嘆・哀しみ・不満足・罪悪感


を表しますので、両腕を肩の力で支配しようとすると、人生哀しみに暮れることになってしまうかもしれません(笑)。肩のお話をこれから五回にわたってお伝えしてまいりますので、お付き合いいただければとおもいます。



『庭球四十八手』



ご退屈さまでした。




々。






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