こんにちは(^^)
今日は保育参観でしたクライアントさんも、12月に入りお子さんの参観、発表会、懇談会など行事が多いようで、みなさん一つ一つクリアされています
全部参加できたことがクリアじゃなくて、もし具合悪くなって途中で帰ったとしても、それでも自分の中で「今日は途中で自分で判断して帰ることができた」と、その時々に自分の細胞に対してクリアを与えてあげれば良いんです
でも実際、みなさん行事に参加できちゃってますがそしてお子さんの様子に感動されたり、その場を楽しめちゃったりされています
今日は、前々回の記事の「体内で作られるものには良い面・注意する面合わせ持っている話」の続きです(^^)
世の中では健康のためには良くないと認識されている、活性炭素やプロスタグランジンにも、身体に必要な面があるんだよーという話をしました。
今回は、ドーパミン
ドーパミンは、神経伝達物質の1つで、快楽ホルモンややる気ホルモンとして有名です。
快感ややる気を感じたとき、やりがいを感じたとき、楽しいとき、ウキウキワクワクする気持ちにつながる神経伝達物質です。
一般的に、ドーパミンが不足すると意欲がなくなり、今まで楽しめたことも楽しめなくなる状態になり、うつ状態につながります。また、パーキンソン病もドーパミン不足から引き起こされているとされています。
逆にドーパミン過剰は、依存症を生み出します。買い物依存、ギャンブル、過食、アルコール依存など。総合失調症もドーパミン過剰が原因の一つとされています。
ドーパミンは適度に出され、やる気や意欲を保つ必要があります
もともと、ドーパミンは脳内でチロシンというアミノ酸に鉄やビタミンB群が手助けすることで生成されます。そこから、ノルアドレナリン、アドレナリンがさらに生成されていきます。
ノルアドレナリン、アドレナリンは交感神経支配につながる神経伝達物質で、不安緊張が強い場合は過剰に出てしまっていることが考えられます。(そうでない場合もあります!!)
なので、意欲がなかったりうつ状態の強い場合は、しっかりドーパミンを作り出す栄養素を脳に運ぶことも重要
ドーパミンの分泌バランスを保つためにセロトニンがしっかり作られていることも重要です。セロトニンは幸せホルモンと言われている神経伝達物質ですね。セロトニンの話はまた後日。
うつ状態が強くて心療内科で、セロトニンを増やすSSRIやドーパミンを増やす薬が落ち込みや意欲低下に効果的なのは、そのためです。
ただ、ドーパミンは、快楽ホルモン・やる気ホルモンと言われるように良い作用だけじゃなく、身体には避けたい症状にも影響しています。
胃に存在するドーパミンの受容体(受取口)にドーパミンが結合されると、胃の働きを活発にする副交感神経を優位にさせる物質(アセチルコリン)の放出をストップさせてしまうのです
そのため、ドーパミンが過剰に胃に作用すると、吐き気、胃痛、胃もたれ、胃の不快感といった症状がでてきます
通常のドーパミン分泌であれば、意欲につながるので、「美味しいもの食べて幸せを感じたい」という食欲にもつながりますあくまでも、過剰であると、胃の症状になるということです
だから、セロトニンが不足していて、ドーパミンがコントロールできなくなっていたり、薬でドーパミンを補っていたり、ドーパミン生成のためと思ってサプリでチロシン含むアミノ酸を補っていたりすると、胃の不快感として症状が現れる場合があります
胃の不調が続いていて原因が分からない場合、そんなことも考えられます
身体の中で作られるものには、良い面と良くない面があるシリーズ、特に脳と体内では違う働きをするものが多いです。
世の中で言われている、幸せホルモン・快楽ホルモンという名前の通り、良い面だけ持っている物質はないです
それをそれぞれの細胞が上手に体内の中でコントロールしてくれているんですよね細胞に感謝感謝です