昨日の記事★中性脂肪の低さがメンタルの不調と直結する★に引き続き、ストレスがメンタルの不調を引き起こす理由を書いていこうかなと思います(^^)
心の病と聞くと、ストレスが大きな問題と認識されています
ストレスがメンタルヘルスや身体の不調に関わっていることは確実だから、心療内科では「ストレスを避けてゆっくり休んでね」と言われます
でも曖昧~ですよね。何でストレスがメンタルヘルスの不調につながるのか。。。
まず、ストレスって、人間関係や仕事、家事、子育てだけでなく、気温差や紫外線、騒音、睡眠不足なども身体にとってはストレスとなります
そのストレスによって不調が引き起こされるメカニズムの2つを紹介します
①つめ
ストレスが身体にかかって、身体が「このままでは生きにくい状態だ」と判断すると、コルチゾールというストレス対抗ホルモンが分泌されます。
このホルモンは分泌されないとやる気につながらなかったりするので、分泌されることは必要なこと。ただ、コルチゾールはエネルギーを大量に消耗するのです
だから、ストレスが多過ぎてコルチゾールが多く分泌されていると、エネルギーの消耗は大きくなり、その結果、身体はさらにエネルギーを作り出そうと、交感神経を優位にさせアドレナリンを働かせます(アドレナリンは体内に蓄積されているエネルギー源からエネルギーを作り出そうとします)
ストレスが多くエネルギーを作り出さなきゃいけない状態なのに、身体のエネルギー製造装置(胃腸や血管や細胞など)のどこかに不備があると、エネルギーが作られない そして、脳内でもやる気や緊張、落ち着きをコントロールする物質が作られにくくなる
不安・緊張が強い
イライラがとまらない
やる気が出ない
眠れない・食欲がない
落ち込みが激しい
などの症状に伴い、身体にも不調が表れます 要は、身体のエネルギー不足です
②つめ
ストレスがかかると、体内の活性酸素が増え、細胞を機能低下させます 機能低下した細胞は免疫細胞によって体外へ排除されていきます
その免疫細胞が働く際には、炎症反応が伴います免疫が働くことは、身体には良いこと。だから、炎症止めの薬なので、炎症反応を抑えてばかりいると、体外へ排除されるべき不要物も出ていかないことになります。
ただ、炎症反応ばかり起きていると、常に頭痛やダルさ、胃腸の不調、メンタルの不調を感じることになります
体内には炎症を抑制するホルモンも備わっていますが、抑制しきれないほど免疫細胞が排除するべき細胞が増えてくると、身体は不調だらけになるのです
これを防ぐには、活性酸素で機能低下しにくい細胞にしておくことです
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活性酸素で酸化されやすい油で作られた細胞膜の割合を減らすことです
油の摂り方を意識することです
今回はストレスがメンタルの不調を引き起こす原因2つを紹介しました。
こうお話すると、すごく複雑な感じがしますが、身体の仕組みはとてもシンプル
エネルギーが足りているかどうか
だけなのです
だって、そもそも人間(細胞)の目的は「生きること」だけなんですから。
生きていくために細胞(私たちの元)が必要なものは、人間関係でもお金でもなく、エネルギー
そう考えると、私たちはとてもシンプルなんだなと思います