あなたは、どんな時に考えますか?
僕は3歳の頃から、いつも考えています。
それ以前からかも知れないけど…
昔、満員電車に妹と乗っていた時、窓の外を見ている妹に、
「今、何か考えているの?」と聞いたら、即答で、
「なんにも考えていないよ」の言葉は衝撃でした。
母の母乳を飲んでいる時、いたずらで乳首を噛んだら、
「痛い」の声が、今でも脳裏あります。
その後、すぐに離乳食になったのが、僕の口呼吸の要因と思われます。
母乳を飲むのは栄養もだけど、鼻呼吸の練習にもなっています。
母が、僕を出産して1ヵ月後。
洗面器に絞り出している姿と音が、時々、鮮明に思いだされます。
読書の秋、いろいろと行事が多い季節で忙しくもあるけど、
あなたは、どんな本が好きですか?
2023年10月6日の夕方、地元の「いなべFM」のパーソナリティーは、
大学4年生の田中愛乃さんでテーマは「この本が好き」でした。
「田中愛乃さん、こんにちは」
先ほど、あいのんが漱石の『坊っちゃん』を読んで、
道後温泉に行かれた話は、とても好きです。
あいのんは、現地で、肌で歴史を感じるタイプですね。
テーマ「この本が好き」で思ったのは、3冊です。
10年ほど前に、「家事をしたことがなくて、どうしよう?」と
思って、『家事の基本 大事典』を一読して、救われました。
この本を読んで、家事の幅広さに、とても驚きました。
それと、夢をかなえる本を、これまでに50冊以上を読みましたが、
ブリストルの『信念の魔術』は、何度も読み返したい本です。
「思うことの大切さ」と難しさなどが学べました。
最後に、小説家では、アメリカのエリック・シーガルが一番好きです。
彼の『ドクターズ』は、思考力がジャンプして成長した感覚がしました。
この3冊を「幹」にして、あとは無数の「枝」と思っています。
「ラジオから成長力が伝わってくる、あいのん、またね」
ビタミン・トム
追伸
伊勢ワンコさんのメールを聴いて、写真を撮ってみました。
十代は『坊っちゃん』の物語に憧れこともあるかも知れない。
30代になってくると、坊っちゃんの「表と裏」のない性格と、
曖昧さを苦手とする生き方に、疑問を感じるようになるかも。
2006年2月14日、NHKラジオ第一「ラジオほっとタイム」の
「いきいきホットライン」の話題が思いだされます。
テーマ「『坊っちゃん』百年、面白さの秘密 今、読む面白さは?」
ゲスト 石原千秋(国文学者・早稲田大学教授)
今、久しぶりに、この録音CDを聴いているけど、有江活子さんのお声が、
昨日のことのように思えます。
有江活子さんのNHKラジオの番組は、総合大学のようでした。
文化、文学、経済、政治など、話題が広くて、一流のゲストでした。
例えば、漱石から盗聴のエシュロン・プリズムまで、凄かったです。
1999年から2013年の約14年間、有江さんの番組に夢中でした。
漱石から、思考する深みと情緒の豊かさを学ぶ。