高校の生物は、大好きでした。
でも、夢中に学ぶことはありませんでした。
当時の優先順位としては、他の事がありました。
文化祭、体育祭の実行委員、クラス委員長など、
本を読んで、映画を見てと、楽しんでいました。
生物を担当されたのは女性の先生でした。
彼女は、弁論部の顧問をされていて、みんなで先生のご自宅
訪ねて、クリスマスパーティーをしたことを思いだします。
弁論部に所属していたけど、あるテーマの雑談に参加するのが
とても楽しかったことを思いだします。
弁論大会に後輩が出場したのを見に行ったことがあります。
「凄いな~!」と思っていたけど、その後、彼は生徒会長になりました。
その頃、僕は、生徒会室で、加藤諦三を夢中に読んでいた頃です。
生物の授業で、遺伝の「メンデルの法則」、ダーウィンの「進化論」に、
とても関心を寄せるキッカケになったのは確かです。
その頃は、深く学び記憶することはなかったけど、科学の読み物を
通学時の地下鉄で読んでいました。
社会人になって、通勤時間に200人以上の伝記を読み漁りました。
一人の人物について、児童書から大人が読む本へと数冊を読みました。
ダーウィンの進化論では、キリンの適者生存が思いだされます。
時々、ビジネス書で、『種の起源』が引用されています。
『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるわけでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である。』
ダーウィンの研究に、土の中のミミズがあることを知りました。
先日、母(86歳)とミミズの話をしていたら、祖母の言葉を教えてくれました。
「昔、農家の人は、娘の嫁ぎ先に『おたくの畑には、ミミズはいますか』と
聞いていたと、おばあちゃんが話していたよ」と聞いて、驚きました。
ダーウィンは、「なぜ、人はキスをするのか?」の研究もあります。
ネット時代になり、社会構造の急激な変化になり、そして、AIの人工知能が
人の仕事を変えようとしています。
小さな書店が町から姿を消し、洋服もネットで販売され、銀行のネット化で
一等地の建物から通信回線の世界に変化しています。
これを思うと、「唯一生き残るのは、変化できる者である」が心に染みます。
アマゾンがネットで本を販売する前に、日本のクロネコヤマトの取り組みは、
それより早かったけど、アマゾンは物流に情報とコミュニケーションを
取り入れることで大成功しました。
時代の変化の波に乗る力が欲しい。
今夜を撮る。
今日、届いた乾燥剤を、ピアノに入れました。
久しぶりに、ふたを開けて弾いたけど、音の良さに、
とても驚きました!
いつもは、ふたを開けて、弾くことがなくてさ。
(2022年4月15日 加筆・修正)