絵本を読まれることがありますか?

         なんども繰り返し読み返す大切な絵本。

         大人になっても、心を支えてくれる物語。

              

         子どもの頃に絵本を楽しんだ記憶がありません。

         本に触れるたびに、欠伸(あくび)をしていました。(笑)

         なぜ?大人たちは、本のプレゼントをするのだろう。

 

         でも、今は、本をプレゼントする楽しみを覚えました。

         この価値観のわかる人との交流を大切にしています。

         これは、ひとつの判断基準です。バイバイもあり。

         絵本を意識したのは、20代後半です。

         図書館の本を読み漁っていた時、

         児童書コーナーで絵本を立ち読みしてからです。

         次から次に、夢中に読みました。

 

         今でも、元気が欲しい時、図書館に行きます。

         児童書を床に座って、本をのぞきこんでいる子どもたちの姿、

         その夢中な好奇心に、僕の心は生き返ります。

 

         大切な絵本三冊のご紹介です。

         考える力や、生命力が欲しい時、必ず読み返しています。

 

      

 

      ささきまき著『やっぱり おおかみ』(福音館書店1973年)

 

     ひとりぼっちのおおかみが、仲間を探しに旅に出ます。

     うさぎさん、やぎさん、ぶたさんと、いろいろなところに行きます。

     もっと遠くに行こうとした時、「自分は自分である」と気づく。

     仲間を探すよりも、おおかみとしての自覚に目覚めたのです。

 

     これを図書館で立ち読みしている時の気持ちが、よみがえります。

     300ページの哲学書や心理学よりも、「わたしは、わたし」の

     存在感を明確に意識させてくれた衝撃がありました。

 

     その後、エマソン『自己信頼』が、思考力を深めてくれました。

 

      言葉が人を創り、行動が歴史を創る。 2019年7月11日

   

         キャロル・オースティス・ハースト文 

         ジェームズ・スティーブンソン著

       あたまにつまった石ころが』(光村教育図書2002年)

       石という鉱石に夢中になり、生涯、学び続ける姿が、ここにある。

       一度の人生、自分をあきらめない、生きる意欲のある大切な一冊。

 

      夢中になる幸せ『あたまにつまった石ころが』 2020年5月8日

      

 

                  

             

     ヨシタケシンスケ著『りんごかもしれない』(ブロンズ新社2013年)

     一個のりんごから、多角的に考察、妄想、好奇心が刺激されます。

     発想力が低下した時、この絵本を読み返しています。

 

      大好き。ヨシタケシンスケが、凄いぞ!!! 2019年11月7日

    

      橋詰敦子著『読書で育つ子供のやる気』(文理書院1985年)

       p172 読書は非行を予防する

       p180 読書は人生を生きぬく力を育てる

       p192 読書は親子の対話をふかめる

 

     『こどもと教育』3年間の連載が『読書指導の12か月』に。      

       Atsukoさんのブログのご紹介です。 2019年4月17日

    

     絵本から児童書、専門書と、出生魚読書がある。

          

                        

              

   テレビドラマ「東京ラブストーリー」のオープニングを思いだしませんか?

          小田和正 「ラブストーリーは突然に」