「アイデアとは何か?」
            「ヒラメキ!とは何か?」
            「創造力とは何か?」

 

          こんなことを考えたことありますか。

       「白紙の原稿用紙に物語を創造する」って凄いです。

          今は、ワープロでタイプする時代だけど、

        架空の世界に登場人物たちが、生き生きと動きだす。

 

        以前、練習でシナリオを2本書いたことがあるけど、

       シナリオ大賞の応募締切の直前まで、何も思いつかなくて、

       一週間ぐらいで夢中に書き上げたことを思いだします。

 

       

 

        ジェームス・W・ヤング著『アイデアのつくり方』

               (CCCメディアハウス初版1988年)
               (2015年7月10日 第68刷)

        この本は、自宅を訪ねてこられた人に、

        なんどもプレゼントに渡しているので、
        そのたびに、再購入しています。

 

    10年ほど前、親戚の家族が泊まった時、

    3歳ぐらいの女の子が、本棚から取り出して『アイデアのつくり方』を

    父親に手渡していたのには、とても驚きました。

    そのまま「プレゼントに受け取ってください」とお話ししました。

 

    彼は、工学部大学院卒で、ある製造メーカーの技術者です。

        「アイデアとは何か?」について、

        「それは組み合わせ」と学んだ最初の本です。

 


     林信夫著『ジョブズは何も発明せずにすべてを生み出した』

                       (青春新書2012年)

    p42  絶え間ない議論の先にイノベーションがある

      仕事に対する考え方は、ジョブズの名言集から学べます。
     すぐれた経営者は、常に、「仕事は、どう?」と社員に語りかける。

     絵に描いた組織図の、会議や報告書を待ったりしない。
     立ち話から、信頼とヤル気が生まれたりもする。

  

      

 

 映画「ソーシャル・ネットワーク」(2010年制作)フェイスブックの創業物語
          エカテリーナ・ウォルター著 斎藤栄一郎訳

     『THINK LIKE ZUCK マーク・ザッカーバーグの思考法』

                       (講談社2014年)

     p40 アイデアはオリジナルである必要はない

     p217 時には「間違ったこと」をしてみる

         科学の歴史を読むと、失敗から生まれる発明もある。
            それは、偶然の組み合わせでもある。
        それを生かせるか、どうかは、研究者の気づきの能力です。

 

    

 

 


 先日、フェイスブックの創業者マーク・ザッカーバーグのスピーチを聴きました。
     それは、ハーバード大学の卒業生(2017年卒)に贈る言葉でした。

 

    


   「アイデアは、いきなり完成形でやってこない。取り組んでいるうちに、
      だんだんと鮮明になっていく。とにかく、始めることです」


     今、早朝のウォーキングの時、この言葉を100回繰り返しています。

  洗濯機が故障した時、その原因究明と修理は、とても学ぶものがありました。
 自分で調べ、ネットで調べ、初めてのことなので、次から次に問題がでてきます。

      「取り組んでいるうちに、だんだんと鮮明になります」

 

              2018年11月15日

     

      

 

   畑村洋太郎著(東京大学大学院工学系研究科教授)『失敗学のすすめ』

                        (講談社2000年)

      p41 サポートはたいへんでも失敗学習は意義がある

      p79 失敗情報は伝わりにくく、時間がたつと減衰する

 

 

        岸英光著『失敗する子は伸びる』(小学館2012年)

     p16 失敗を避けて、行動できない子どもや若者たち

     p18 ころばせないで、先回りしてしまう子育てが原因

        2012年3月31日に、アマゾンにレビューを書きました。

     タイトル「失敗の先にある成長を期待したい。」(10人、役に立った)

  

       

 

    板倉聖宣(いたくらきよのぶ1930~2018 理学博士、教育学者)著
  『増補版 模倣と創造 科学・教育における研究の作法』(仮説社1978年)

  特に、p61~p76の「模倣と独創の矛盾」は、とても重要に思っています。

    p69「何をいかに模倣するか」独創的に考える

    p71 模倣をきらうと独創性も失われる

 

       2008年7月5日に、アマゾンにレビューを書きました。

    タイトル「創造の源は模倣から始まる。」(16人、役に立った)

 
     マリリン・バーンズ著/マーサ・ウェストン絵/左京久代訳
     『考える練習をしよう』(晶文社1985年)10歳以上みんな

 

       2008年2月1日に、アマゾンにレビューを書きました。

    タイトル「“問題解決能力”が磨かれる素晴らしい児童書!」

                        (29人、役に立った)

 
    アイデアは、寝てもさめても考え続けた上に、やってくる。
            取り組み始めて、
   アイデアを練り上げて形にするのは努力だ。