まだまだ頑張れます。 | 髭の拝さんのブログ

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病について分子栄養学的観点で思い付くまま書き記しますが、中身は栄養素の生理活性をお知らせしながら
健康回復の道筋を説きます。
物売りサイトじゃないです。
よろしくお願いします。

 

電話で妻との会話。


「また吐いちゃった。」

「でも、吐いたら楽になるんだよ。」・・・と言う妻。



鎮痛麻薬の作用だろう。互いにそう思っている。もちろん、ドクターには報告している、とのことだ。ドクターも同じ理解です。


痛みの原因が、骨転移によるものだし、その痛みを止める薬「オキシコンチン錠」が吐き気と嘔吐を催すのなら、それを受け入れる、と妻は言う。



放射線クリニックには色々な患者さんが訪れる。そうした患者さんたちを評価して、殆どの皆さんが暗い顔をして沈み込み、これから先はどうなるのだろう、と生気を失ったような状態の方が多いよ、と妻は言う。(皆さん、がん患者なのだし、無理からぬことだ。・・・と私も思う。)


妻は言う。「私は貴方が付いていてくれるから安心なのです。このクリニックに訪れる患者さんたちとは違って、いつも安心していられる。何故なら、お父さんはガンのことだけではなく、健康のことをよく理解していて、私にアドバイスしてくれるから安心なのよ。安心だからこそ、いつも明るくしていられる。そういう私の姿をドクターも看護師さんも観ていて、「奥さんは強いね」と評価してくれるけど、強いのではなく、貴方が傍にいてくれるから安心していられるのです。」 電話でそう話していた。



まぁ 半分はお世辞なのだろうと受け止めていたのだが、妻の親友と話をする機会があって、・・・そこで、妻が親友に対して全く同じことを言っていた、・・・と聞かされた。


そうか・・・、妻の評価は、話半分でもなく、お世辞でもなく、本音で語っている。・・・そう実感しました。



まだまだ、夫婦で頑張りたいな。