こころと身体を緩めて穏やかなあなたへ戻す場所
治療院 『ばいたるえなじ～』
癒し手しげさんのアシスタント、くみです。
先日ばいたる道場にて、（エネルギーについて学ぶ場）
まかない料理的なセルフケアの方法を通して、身体を整える方法やその仕組みを教えていただいたのですが…
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その時、しげさんから
『こういう状態だと、ぐつが悪いのよ。』
という説明がありまして。
皆一瞬、ん？？という顔になったんです。
ん？
そうしたら、しげさん、
『あぁ、ごめん。
【ぐつが悪い】って方言じゃった。
すげぇ、便利な言葉なんじゃけど皆知らんよね。まずはそれを説明せんとね（笑）』
と。
どうやら【ぐつが悪い】とは、
≒uncomfortable
・心地良くない
・気持ちの悪い
・(住み・居・座り・着・履き などの) 心地の悪い
・困った
・気詰まりな
・やっかいな
という意味だそうで、ぐつとは、一説には具合の【具】と都合の【都】で【具都＝ぐつ】だとか。
『例えばね、長袖の上に重ねて上着を着た時に、下に着ている方の袖が捲り上がったり収まりが悪かったりして、「あ゛ぁーっ
」ってなる時ない？』
『そういう時に【ぐつが悪い】っていうんだよ。』
確かに、こうやって着ないと、
ぐつが悪くなりますね…。
私は、こういう【ぐつが悪い】状態のときには、
『袖がイライラする』って言ってました（笑）
しげさんによると、
その他にも、
駐車枠に真っ直ぐに駐められなかった時、とか
箱詰めしていて収まりよく並べられなかった時、とか
何かが上手くいかなかった時、とか
そんな時には全部【ぐつが悪い】を使うそう。
反対に、何か頼まれた用事が終わった時とか、
商品を納品する時とかには
『ぐつが悪かったら遠慮のう言うてくださいね』
と言ったり。
でも、この場合は『ばっちりですよ』というニュアンスが強いようです。
というわけで、
セルフケアの前に、
しげさんから山口弁講座を受けたのですが、
『【ぐつが悪い】って、標準語に変換するんが難しいくらい便利で万能な言葉ど？』
としげさんが言うとおり、
【ぐつが悪い】を理解したら、セルフケアの方法についての説明が、とてもすんなり入ってきた件（笑）
なんて便利な言葉なんでしょうか。
今のところ、しげさんや門下生との間でしか使えませんが、この【ぐつが悪い】という言葉、みんなで流行らせませんか…？
皆さま、なにか面白い方言がありましたら、
教えてくださいね。
また、山口県在住又はご出身の方がいらっしゃいましたら、ぜひメッセージくださいませ。しげさんが喜びます（笑）
おまけ
しげさんはよく自分のことを【わし】と言うのですが、これも、しげさんがじじいご年配というわけではなく…山口弁での男性一人称なのでした（笑）
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