艸木叢林 III 写真展 #22 枯葉 | Visum e naturae     

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北海道の自然を撮しています

ご訪問くださいまして、ありがとうございます。

 

 

 

 

以前は、自然写真とは無関係な、

いえ、無関係どころか全く反対の写真を職業としていました。

 

写真を仕事としていたから自然写真が上手なんでしょうね、

と言われますが、それは全く当てはまりません。

 

写真を職業とする上での、共通する知識や技術はありますが、

それ以外のところでは、違う事が多いのです。

 

例えば、コマーシャル写真家が科学写真をやっても、

その分野の専門知識がなければ使い物になりませんし、

図鑑の写真家がポートレートを撮しても、

やはりすぐには心情的な写真は撮せないと思います。

才能があれば、なくても経験を積めば、

そこそこできるようにはなるでしょうが。

 

私の職業でした医学写真は、見たい必要な箇所が分かれば、

それが良い写真だったのです。

感性も美的感覚も、ま〜〜〜ったく必要ありません。

綺麗に美しくな〜〜んてものは、寧ろ邪魔なだけ(笑)

 

では、私が目指す自然写真はどうでしょうか。

主題だけでなく副題も同時にあれば、より叙情的になります。

色でいえば単色もあり総天然色(笑)もありますね〜。

ボケの活用も素敵でいいですね〜(^^)

私が目指す自然写真は、図鑑的な自然の説明書ではなく、

謂わば、心の表現が全ての世界かもしれませんね。

 

ね(゚゚)(。。) 医学写真と自然写真は、まるで反対の世界なのです。

ですから、医学写真を職業としていたから、

自然写真にも適応できるとは限らないのです(゚゚)(。。)

 

無味乾燥な科学写真よりも、

心が豊かになれる自然の写真の面白さ&楽しさを、

社会に還元する事に喜びがあります。

おこがましいでしょうが、

それが私の、今の役割と思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回、私自身のための写真を数枚入れておきました。

これは、その中の1枚なのですが、

一般的ではないので、ウケは良くないと思います(^^;

理屈ではなしに、ただイメージを捉えてください。

 

 

 

 

 

枯れたイタドリが逆光で輝きます。

 

 

 

ご覧くださいまして、ありがとうございました。

#23へ続きます。