艸木叢林 III 写真展 #19 並木の印象 | Visum e naturae     

Visum e naturae     

北海道の自然を撮しています

ご訪問くださいまして、ありがとうございます。

 

 

 

前回も今回も、写真の色がいいですねと讃めて頂きました。

 

PCモニターは3台横に並べて使っていますが、

全てをAdobe RGBに合わせてキャリブレーションをしています。

特に、写真画像を表示する2台のEIZOのモニターは慎重に調整します。

 

次にプリンターのキャリブレーションをします。

それでも、全ての色を満足に調整するのは難しいですね。

 

モニターの色は時間とともに少しずつ偏移しますから、

毎月キャリブレーションをとります。

 

カメラのモニターの色の調整はできても、

カメラが持つ色域などは変更できませんから、

RAWで撮影して、PCで現像と色調整をします。

ですから、モニターの色は重要なんですね。

 

PCモニターとプリンターの

キャリブレーションが上手くいっていれば、

モニターの色がそのままプリントされる筈です

 

でも、微妙に違うんですね〜〜(^^;

なので、プリンターのキャリブレーションは、

基本とする画像データを替えつつ何回もしています。

 

色調整しても、最終的に色を決定するのは、

RAWデータを現像する人の目です。

 

色の問題は、カメラが持つ色傾向、撮影時の色温度、

フォトスタイルなどで変わりますので、

撮影者のしっかりした色の判定が重要になります。

 

写真は再生芸術ですから、原色と異なるのは当然です。

花でも葉でも、同じ色の再現は不可能ですから、

似た色もしくは記憶色に近づける事になります。

色温度・コントラスト・彩度などなどを調整して、

見やすい画像にしていきます。

でも、過ぎたるは及ばざるが如しですね。

 

その日の気分&その体調で、

濃度・色・コントラストなどの基準が変わる事もありますので、

プリントしたら高演色性の蛍光灯で確認して、

後日また確認する作業が必要です。

 

な〜〜〜て事やってますので、

まあ、そこそこの色の写真はできていると思います(^^)

 

なのにね・・・画像をブログに掲載すると、

なぜか冴えない色になってしまいます(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご覧くださいまして、ありがとうございました。

#20へ続きます。