「78歳のお爺ちゃん、一人で造ってるンですよ・・このソース」とプリンス・ソースを指差す店の若奥さん。
宅配便を受け付けてくれた酒・珍味ソース販売店で、私はこう尋ねました。
「何かおいしいものある?」
「何かおいしいものある?」
神戸の地ソース12社の商品や手に入りにくいポン酢などを取り扱っている小さなお店ですが、隠れた逸品探しが好きな私は最近、ココがお気に入り。
「78歳のご高齢で、一人ソースを極めんとするお方がいらっしゃるなら、これはもう応援したくなりますねぇ」とワタシ。
聞けば製造工場は2キロも無いすぐ近く。灘区の阪急王子公園駅から100m西だという。
高齢化社会の将来が明るくなった気がして、プリンセス・ソースの78歳に心の中で拍手しながら、1リットル入りを1本買い求めました。

昼食に、カロリーを気にしながらも、あつあつトンカツにバランス・サラダを添えて、まずはこのソースのテイスティング。

昼食に、カロリーを気にしながらも、あつあつトンカツにバランス・サラダを添えて、まずはこのソースのテイスティング。
「う~ん、ほどがいい・・」
カゴメの醸熟とんかつソースは、口に含んですぐ刺激がガツンとくるけれど、
プリンス・ソースとんかつ用は控えめな脇役の味なのでした。
プリンス・ソースとんかつ用は控えめな脇役の味なのでした。
そうか、これが78歳の極意なのだ・・と納得するワタシ。
醸造酢ではなく合成酢を使ってはいらっしゃるけれど、商品価格の安さには脱帽。
今日は、お店の奥さんの白い歯と笑み、さりげない会話のから、
高齢化社会を生きる中小自営業者のドラマに触れた気分デス。
高齢化社会を生きる中小自営業者のドラマに触れた気分デス。
平山食品のおじーちゃん、ありがとう。

