♪無念の祈り・鎮魂ルミナリエ

平成７年１月１７日朝５時４６分５２秒、兵庫県南部大地震。
死者は6,437人、負傷者43,792人、被害建物689,776棟、被害総額は約10兆円に達したのでした。

私はたまたま１１時間前、前日の夜６時３０分ごろ、三宮の中華料理店パオ・サンショウの宴席で食事中、椅子からズンという振動を一度感じたので、店長に「あっ、地震や」と伝えました。

東京での生活から、私は地震には敏感体質になっていたのでしょうか。
その半年前ぐらいから時折、自宅で小さなユレやキシミを感じていたので、
神戸はこんなに地震が多かったかなァなんて不思議に思っていたのですよ。

で、当日の大地震発生の夜明け前は、私たまたま、夜中３時に起きて、コンピュータに向かい、財務データなどの報告書を作っていたのですが、まさにその時、
天地がひっくり返るほどの厳しいユレが来たのです。

震度７。道向かいの家の２階部分が腰砕けのように、ウチの軒先５センチまで横ズレして来て。

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今日１２月１７日が神戸ルミナリエの最終日だというので、実はきのう、私は車椅子に認知症の老人を載せて、徒歩30分、会場へ連れて行き、ともに鎮魂の祈りを捧げてきました。

犠牲者には気の毒ですが、私たち家族は全員生き残りました。

さあ、助けていただいたこの命を、これからどう生きましょうか。