♪思い出し泣き | ◆VISTAの発見◆

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♪いつかはきっと セレンディピティ

泣き濡れる感動・・今思い出しても目頭が熱くなります。
昨夜、映画「あの子を探して」を見て、偽りのない愛情がどういうものか、よーくわかりました。

☆ヴェネチア・グランプリ も獲得して世界の三大映画祭を制したチャン・イーモウ監督は「あの子を探して」で2度目の金獅子受賞。

以下:参照資料より

☆舞台は中国の僻地にある山村の小学校。ここへ、1カ月間学校を離れることになったカオ先生の代わりに、村長から代用教員に指名された少女ウェイがやってくる。可愛いけれど、やんちゃで生意気な28人の生徒たち。「生徒が一人もやめなかったら褒賞金をあげる」というカオ先生の言葉を信じて、子供たちを懸命に見張り続けるウェイ。しかしある日、いつもウェイを困らせてばかりいた少年チャンが父の死後、病床にある母のために都会へ出稼ぎに行ってしまう。ウェイはチャンを連れ戻そうとしますが、町に出るバス代すらありません。みんなで切符のお金を稼ぐには、レンガをいくつ運べばいいか? チャンの奪還計画はあっという間に算数の授業に早変わり。子供たちは一生懸命レンガ工場で働いて、なんとか先生を送り出しました。けれど、都会に着いたウェイを待っていたのは、チャンが行方不明になったとの知らせ。有り金はたいて、尋ね人広告を手書きし、喧騒の中、飢えに耐えながらチャンを捜し求める。人々のくれる優しさと偶然に支えられながら、奔走するウェイ。

☆リアルで人を感動させるこの映画、プロの俳優を使っていないという。ウェイを演じた13歳の少女ウェイ・ミンジ(魏敏芝)は、河北省の中学校の生徒。チャンを演じた10歳のチャン・ホエクー(張慧科)も河北省の小学校生。また、村長もカオ先生もテレビ番組司会者も、実際に同じ職業の人々だという。彼らの自然な感情は、心に染み込んで、胸が熱くなり、涙が溢れてとまらない。