
ピアノとコーヒー。あらためてその奥行きを感じてみた文化の日。
●まずはピアノ「曲げた指、のばした指」の違い:
「ドワ・ロン」「ドワ・プラ」というのは指の先で鍵盤にタッチするスタイルのことです。
「曲げた指」とは指の各関節を内側に軽く曲げ「たなごころに卵をかかえた」形でこれが「ドワ・ロン」
手のひらを平らにして指をのばし、指の腹でタッチする「のばした指」が「ドワ・プラ」。
どちらの指で習ってきたかという人の割合はおよそ3:2。
モーツアルトやハイドンの演奏には「曲げた指」、ショパンやドビュッシーには「のばした指」奏法が適していると著者はいう。
例えば、ショパンのピアノ曲には「曲げた指」ではウマく弾けないところがたくさん出てくるし、指が各フレーズにあわない。
一方リストのピアノ曲のあるパッセージは、ショパンのように腕の重さの移動だけでは弾けない・・というのです。
この奏法の違いによって、音色や表現が変わってくるのは理解できるとして、今まで演奏者がどちらのスタイルをとっているかという視点では私、鑑賞したことがありません。
その違いを音で聞き分けられるようになったら、これはもう、十分「音楽の大人」ですよね。

●次はコーヒー「香り、甘さ、酸味、苦味」の違い
コーヒーを1週間に日本人は何杯飲むか?という調査があります。(全日本コーヒー協会)
インスタント・コーヒーが4.38杯
レギュラー・コーヒーが3.7杯
リキッドは0.7杯
缶コーヒーが1.81杯
レギュラー・コーヒーが3.7杯
リキッドは0.7杯
缶コーヒーが1.81杯
これらを全部足すと、私たち平均1週間に10.59杯も飲んでいます。
コーヒー豆の消費量では日本はアメリカ、ブラジルについで、世界第3位。
コーヒー豆の消費量では日本はアメリカ、ブラジルについで、世界第3位。
でもコーヒーの質の違いがわかるレベルもほんとに第3位でしょうか?
ちなみに私はちっともわかりません。酸味、苦味、甘み、香りがコーヒー豆の産地によってどの程度違うのか、理解不足もいいところ。
キリマンジェロ・ブレンドはおいしい思っていましたが、ブルーマウンテンが100g 1,200円なのに、キリマンは750円。
私のコーヒー吟味力は、違いもわからない幼児レベルでありました。
参考:ブランド別 コーヒー豆の特徴
ブルーマウンテン 香りが高く、甘さ、酸味、苦味が調和、最高級
バルマウンテン 酸味、甘み、コク
ブラジルブルボン 通常より甘み、コク
ルビーマウンテン 酸味がなく、軽い苦味、さっぱり
コロンビア 重厚味、豊かなコク、マイルドコーヒーの代表格
ブラジル 適度な苦味、軽い酸味
グァテマラ 芳醇な香り、良質の酸味
モカ 優れた香り、さわやかな苦味、すっきりした酸味
キリマンジェロ 酸味と甘みが程よく調和
バルマウンテン 酸味、甘み、コク
ブラジルブルボン 通常より甘み、コク
ルビーマウンテン 酸味がなく、軽い苦味、さっぱり
コロンビア 重厚味、豊かなコク、マイルドコーヒーの代表格
ブラジル 適度な苦味、軽い酸味
グァテマラ 芳醇な香り、良質の酸味
モカ 優れた香り、さわやかな苦味、すっきりした酸味
キリマンジェロ 酸味と甘みが程よく調和
☆とはいうものの、コーヒー、やっぱりよくわかりません・・・。
なぜなら、ここ神戸は紅茶の消費量 国内第一位。
また私が、ティーバッグを最初に生産した神戸紅茶(株)さんの隠れ応援者なせいかしら?